SPACYとは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|製品情報|動画|文献|商品|全文検索

ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

SPACY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/29 09:24 UTC 版)

SPACY
山下達郎スタジオ・アルバム
リリース LP:1977年6月25日
CD:1984年8月5日
CD:1986年8月15日
CD:1987年3月15日
CD:1990年8月21日
CD:1990年9月21日
CD:1997年6月4日
CD:1999年5月21日
CD:2002年2月14日(リマスター盤再発)
LP BOX:2002年2月20日(リマスター盤再発)
録音 1977年2月26日4月18日
SOUND CITY 1st & 2nd
ONKIO HAUS 1st & 2nd
RCA 1st
ジャンル ロック
ポップス
レーベル RCA ⁄ RVC
RCA ⁄ BMGファンハウス(リマスター盤再発)
プロデュース 山下達郎
チャート最高順位
  • 週間最高順位59位, 29位(2002年盤)
    上記全てオリコン
山下達郎 年表
CIRCUS TOWN
1976年
SPACY
1977年
IT'S A POPPIN' TIME
1978年

SPACY(スペイシー)は1977年6月25日に発売された山下達郎通算2作目のスタジオ・アルバム

目次

解説

タイトルは現在の俗語においては「現実味のない、ぼーっとした」というような意味を持つが、山下は自らの造語としてつけたと語っている。

CIRCUS TOWN』のニューヨーク録音終了後、チャーリー・カレロは自らの書いたスコアを山下に譲り渡した(職業としてアレンジを行う者にとって、このような行為は他人に自らのノウハウを明かしてしまうことに等しいため、通常は有り得ない)。そのスコアから、ニューヨーク・シーンの最先端のアレンジメントを徹底的に学習した山下は、そのアレンジ手法と、当時の日本で集められる最高水準のミュージシャンとを組み合わせることで、自らの理想とする音楽の制作に挑戦した。

山下の作風は、当時の商業音楽の主流とかけ離れた(むしろ進み過ぎていたと言うべきかもしれないが)ものであったため、このアルバムの制作にあたっては経費や時間への厳しい制限を克服しなければならなかった。ジャケットは、山下の個人的依頼に応じてペーター佐藤カラーコピー機とアクリルブロックで製作したイラストを使用しているし、録音においても、B面収録曲の多くがほとんど山下一人の手によって演奏されているところに、その影がうかがえる。しかしながら、そのような状況下で制作されたからこそ、その虚飾のないサウンド(「夜に忍び込む曲」と評される)は、70年代の山下の音楽が最も率直なかたちで具現化されたものとして、現在に至るまで高く評価されている。古くからのファンの中には、このアルバムを favorite とする人も多く、山下本人も自分でよく聞き返すアルバムの一つだと語っている。

前述の経費・時間不足のため、B面の曲のいくつかは、自らの演奏するピアノシンセに多重録音のコーラスを重ねたかたちで録音されているが、これが後に山下の真骨頂とされる「一人多重録音」という制作形式の先駆けになった。

制作形態

このアルバムは、主に3つの編成で録音を行っている。

1.以下のメンバーを核とした編成。

2.以下のメンバーを核とした編成。

3.山下自身のピアノ、シンセ、山下単独もしくは山下と吉田美奈子によるコーラス

上述のセッションメンバーは、トップクラスのミュージシャンであるが、特に上述1番めの編成におけるリズムセクションの面々は、山下が「書き譜」(細かい演奏まで音符で書き込んだ譜面)を持参したにも関わらず、それを見た上で自分のオリジナルなスタイルで演奏した、という。これは現在「ヘッドアレンジ」と呼ばれるアプローチであるが、個々のミュージシャンが編曲に関して多くの知識と経験を有していなければ成立し得ないものである。

なお、当時の山下は、ストリングスやブラスセクションに至るまで、全てのアレンジを自ら行っていた(大滝詠一吉田美奈子のアルバムにおいてもアレンジに参加している)。






「SPACY」の続きの解説一覧




固有名詞の分類



SPACYに関係した商品


SPACYのページへのリンク
「SPACY」の関連用語
SPACYのお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「SPACY」を見る
_ _   


SPACYのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSPACY (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS