SKBとは? わかりやすく解説

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トヨエースSKB

1947年トヨタ自動車最初小型エンジンS型(SV、955cc、27HP)を開発し小型乗用車トラック搭載した高速化高出力化を目指しエンジンR型(OHV、1453cc、48HP)が、1953年開発され生産減少したS型エンジンの有効利用を図ることが検討された。
1953年当時戦後復興一段落し物流合理化注目され始めた頃で、比較長い荷台備えた三輪トラック小口輸送主力であった1954年に、S型エンジン搭載したトヨエースの前進のトヨペットライトトラック(SKB)とフォークリフト開発された。
SKBは、キャブオーバータイプによる長い荷台四輪車走行安定性簡素な装備による経済性備えたトラック国民車として発売され1956年にトヨエースと改称された。トヨエースは、その実用性と経済性によって、一躍小口物流エースとなり、三輪トラック代わることになった

保管場所:産業技術記念館 (〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1番35号)

製作(製造)年:1956

製作者(社):トヨタ自動車工業株式会社

資料種類:量産品

現状:展示(静態)・公開

車名 / 製作
車名:トヨエース

モデル名:SKB

会社名:トヨタ自動車工業(株)

製作年:1956

車種用途:小型トラック

実車所在/模型:トヨタ博物館

型式 / 重量
スタイル:セミキャブオーバー

ドア:2

乗員:2

車両重量:1200kg

車両総重量:2310kg

車体 / 寸法
バンパー:左右運動

ステップ:床面地上高190mm

全長:4287mm

全幅:1675mm

全高:1850mm

タイヤサイズ:前輪:6-16 6P後輪:6.5-16 6P

特徴:最大積載量1000kg 荷台(長さ)2.495×(幅)1.515m

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
フレーム:梯子断面コ型

前軸:エリオットI断面

後軸:浮動バンジョー

軸距:2500mm

トレッド×後トレッド:1325×1350mm

ステアリング:半可逆式ウォームセクターローラー

ダンパー:(前)筒型ショックアブソーバ

特徴:前:半楕円板ばね(5) 後:半楕円板ばね(10)

機関 / 寸法 /
出力
冷却/気筒配列:水冷/直列4気筒(S型)

機構:サイドバルブ

気化器:下向通風 ダイヤフラムポンプ

内程×行程:65×75mm

排気量:995mL

最高出力/回転数:30HP/4000rpm

最大トルク/回転数:6.2kgm/2600rpm

燃料タンク容量:37.8L

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:前進4速後進1段

駆動方式:FR

性能
モード燃費:-

その他事項:前照灯:シールドビーム2灯;ワイパー:2連式;足ブレーキ:油圧内部拡張4輪制動;手ブレーキ:内部拡張制動;圧縮比:6.7;最終減速:7.167(ねじれ傘歯車); :2・3・4シンクロメッシュ;最高速度:70km/h;燃費率:13km/L;


SKB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 07:12 UTC 版)

SKBまたはskbとは




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