S-TADIL Jとは? わかりやすく解説

S-TADIL J

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/19 06:46 UTC 版)

リンク 16」の記事における「S-TADIL J」の解説

アメリカ開発したS-TADIL J (Satellite-TADIL J) は、FLTSATCOMなど、UHF帯衛星通信(UHF-SATCOM)を使用するものである。衛星通信での多元接続方式としては一般的な要求時割多元接続 (DAMA)を採用することで、ニア・リアル・タイムでの通信行っている。ネットワーク参加できるユニット数は16通信速度は2,400または4,800bpsで、DAMAモード解除することで9,600bpsまで上げられるが、推奨されておらず、またそのようにできないよになっている艦上では、WSC-3やUSC-42 Mini-DAMAといったUHF-SATCOM通信ターミナル送受信行い、KG-84(en暗号機、C2P(Command & Control Processorを介して戦術情報処理装置接続される。従って、S-TADIL Jを使用するためには、戦術情報処理装置がJTIDS/MIDSに対応している必要があると言われている。 S-TADIL Jの開発1994年Space and Naval Warfare Systems Command (SPAWAR)(en)において、Joint-Range Extension (JRE) の一環として、C2Pを衛星接続する試みとしてはじめられた。1995年にはSATLINK-16から現在の前に改称し1996年には、カール・ヴィンソン空母戦闘群(現 空母打撃群)おいて運用試験実施された。 S-TADIL Jは現在、特に広域での作戦連携が必要となるミサイル防衛任務重用されており、海上自衛隊イージスシステム搭載艦一部にも搭載されている。また、S-TADIL Jは、将来的にはJREAP(enプロジェクトのもとで、JREAP-Aとして標準化されるとも言われている。

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