RAII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/23 21:21 UTC 版)
RAII(Resource Acquisition Is Initialization)は、日本語では「リソース取得は初期化である」「リソースの確保は初期化時に」「リソースの取得と初期化」などの意味を持ち、資源(リソース)の確保と解放を、クラス型の変数の初期化と破棄処理に結び付けるというプログラミングのテクニックである。特にC++とD言語で一般的であり、デストラクタをサポートしないC言語などに対する優位性や利便性のうちのひとつとなっている。
- ^ gcc拡張およびC99標準規格では、関数を抜けた際に自動的に破棄される可変長配列をサポートするが、スタックオーバーフローの危険性がある。必要な長さが事前に明らかでない場合は、mallocやnewによるヒープへの動的確保を利用する。
- ^ STLSoft: scoped_handle Class Template Reference
- ^ CreateFileW function | Microsoft Docs
- ^ WSASocketW function | Microsoft Docs
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