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クオバディス [(ラテン) Quo Vadis]
〔ペテロが十字架に赴くイエスに言った言葉「あなたはどこへ行くのか」から〕ポーランドの作家シェンキェビチの小説。1896年刊。暴君ネロによるキリスト教徒弾圧の史実を描き、信徒の受難と勝利への展望を自国民の命運と二重写しにした作品。
映画情報 |
クオヴァディス
| 原題: | Quo Vadis |
| 製作国: | イタリア |
| 製作年: | 1923 |
| 配給: | FN支社 |
| スタッフ | |
| 監督: | Gabriellino d'Annunzio ガブリエリノ・ダヌンツィオ |
| Arturo Ambrosio アルトゥーロ・アンブロジオ | |
| 原作: | Henryk Sienkiewicz ヘンリック・シェンキヴィッチ |
| 脚色: | Georg Jacoby ゲオルク・ヤコビー |
| キャスト(役名) |
| Emil Jannings エミール・ヤニングス (Nero) |
| Lillian Hall Davis リリアン・ホール・デイヴィス (Lygia) |
| Bruto Castellani ブルート・カステラーニ (Ursus) |
| Andre Habay アンドレ・ハーベイ (Petronius) |
| Rina de Liguoro リナ・デ・リゲロ (Eunice) |
| Alfons Fryland アルフォンス・フリーラント (Vinicius) |
| Elena Sangro エレナ・サングロ (Poppaea) |
| 解説 |
| ヘンリック・シェンキヴィッチの有名な『クオ・ヴァディス』は、1912年(エンリコ・ガッツォーニ監督)、1913年と既に2度映画化されている。今回の3度目の映画化では、ゲオルク・ヤコビー氏が脚色の任に当たり、「シップ」を監督したガブリエリノ・ダヌンツィオ氏が監督したものである。ネロには「最後の人」「ピーター大帝」等主演のエミール・ヤニングス氏が扮し、イギリスの名女優リリアン・ホール・デイヴィス嬢、映画に初出演の力士ブルート・カステラーニ氏、「メッサリナ」に出演したリナ・デ・リゲロ夫人及びエレナ・サングロ夫人、アルフォンス・フリーラント氏等が共演している。また、エキストラの数は5000人にのぼる。無声。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| ネロ帝の頃にはキリスト教徒は追々数を増やし地下の墓室は彼等の礼拝所となった。凱旋して帰って来た若い将軍ヴィニチウスはリジヤと言う美しい処女の沐浴姿を垣間見て心を奪われた。自分の伯父に当たる皇帝のお気に入りのペトロニウスにリジヤを姻るのに力を貸してくれと願った。ネロ帝は寵臣の願いを容れようとしたが自らもリジヤに恋慕した。あわせて皇后の嫉妬は彼の思いを妨げた。リジヤはヴィニチウスが邪教徒である為め逃れて地下の墓室に赴き隠れた。ネロ帝は詩作の為の霊感を得ようと密かにローマの都に火を放した。家を焼かれたローマの人々は皇帝の説明を求めた。皇帝は窮してキリスト教徒に罪を嫁した。かくてキリスト教徒は火柱の刑に処せられ、又獅子の餌食とされた。リジヤも牡牛の背に縛られ獅子の群れに与えられようとしたが忠僕ウルススは赤手を以て狂獣を倒し彼女を救った。ヴィニチウスはローマ放火の張本人は皇帝であると叫んだ。怒った群集に追われたネロ帝は遂に自らの刃に倒れた。ヴィニチウスはキリスト教徒となってリジヤと結婚した。 |
クオ・ヴァディス
| 原題: | Quo Vadis |
| 製作国: | アメリカ |
| 製作年: | 1952 |
| 配給: | MGM日本支社配給 |
| キャスト(役名) |
| Robert Taylor ロバート・テイラー (Marcus Vinicius) |
| Deborah Kerr デボラ・カー (Lygia) |
| Leo Genn レオ・ゲン (Petronius) |
| Patricia Laffan パトリシア・ラファン (Poppaea) |
| Peter Ustinov ピーター・ユスティノフ (Nero) |
| Finlay Currie フィンレイ・カリー (Peter) |
| Abraham Sofaer エイブラハム・ソフィア (Paul) |
| Marina Baer マリナ・バーティ (Eunice) |
| Buddy Baer バディ・ベア (Ursus) |
| Felix Aylmer フェリックス・エイルマー (Plautius) |
| Nora Swinburne ノラ・スウィンバーン (Pomponia) |
| Ralph Truman ラルフ・トルーマン (Tigellinus) |
| Norman Wooland ノーマン・ウーランド (Nerua) |
| Peter Miles ピーター・マイルス (Nazarius) |
| Geoffrey Dunn (Terpnos) |
| Nicholas Hannen (Seneca) |
| 解説 |
| MGMがイタリアのチネチッタ撮影所で作った1952年度作品で、ヘンリック・シェンキーウィッチの原作を映画化したテクニカラーの古代史劇。登場人物3万、セット115 と称される大作で、監督は「百万$の人魚」のマーヴィン・ルロイ(サイレント時代イタリアで三度映画化されている)。脚本はジョン・リー・メイン「ショウ・ボート(1951)」、S・N・ベールマン「哀愁」、ソニア・レヴィーン「アメリカ交響楽」の3人が共同執筆し、音楽は「三つの恋の物語」のミクロス・ローザ、撮影は「悪人と美女」のロバート・サーティースと「印度の放浪児」のウィリアム・V・スコールの担当。主演は「黒騎士」のロバート・テイラーと「ゼンダ城の虜(1952)」のデボラ・カーで、「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、英国の俳優・監督・脚本家のピーター・ユスチノフ、英国女優パトリシア・ラファン、「黒騎士」のフィンレイ・カリー、エイブラハム・ソフィア、マリナ・バーティ、バティ・ベア、フェリックス・エイルマーらが助演。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 西暦1世紀の前葉、皇帝ネロ(ピーター・ユスチノフ)の元ローマ帝国が全世界を支配していた頃。3年に渡る英国遠征を終わってマーカス・ヴィニシウス(ロバート・テイラー)に率いられたローマ軍の一隊が首都に凱旋してきた。ネロはほかの軍隊の到着を待って大凱旋分列式を行うからといって、マーカスの引見をのばし、マーカスはその間に亡きリジア王の若い王女リジア(デボラ・カー)と知り合って、その気高い美しさに惹かれた。大分列行進の日、ネロの新しい妃ポッペア(パトリシア・ラファン)はマーカスの勇姿に邪な情熱を燃やした。だがマーカスの心は全くリジアに奪われ、ネロも許可を与えたが、当のリジアは彼の求愛を退け、忠実な怪力の護衛ウルスス(バディ・ベア)とともにローマから姿を消した。思いあまったマーカスは星占いの助力を求めてリジアが禁断のキリスト教信奉者であることを知り、部下とともに宗徒の秘密の集合場へ行き、リジアを捕らえようとしたが、ウルススの抵抗でマーカスは傷を負った。リジアは初めて心を許して彼の看護にあたり、2人は激しく愛し合うようになった。マーカスは結婚を申し込み、彼女もそれを承知したが、リジアが信仰を捨てる気持ちのないことを知って耐えられず、彼女の元を去って虚ろな心をポッペアの邪恋にまぎらそうとした。その頃ネロは、ネロポリスという新しい首都を建設するため、ローマを灰燼に帰そうと決心した。マーカスはローマが燃えていると知って戦車を駆って火の海におどり込み、逃げ場を失った群衆を安全な場所に非難させ、リジアを無事見つけ出した。ネロの極悪非道には群衆も遂に反逆の狼火をあげた。ネロはキリスト教徒に弾圧を加え、彼らを大闘技場に引き出してライオンの餌食にしようとした。マーカスも捕らえられた。使徒ピーターとナザルスは危うくローマを逃れたが、途中キリストに会い、『主よ何処に行き給うや』(クオ・ヴァディス)と問うと『余はローマに赴きて再び十字架にかからん』と答え、ピーターは翻然悔悟してローマに引き返し、捕らわれた。獄中で彼はマーカスとリジアの結婚式を執り行い、自ら十字架上に果てた。いよいよリジアが猛牛の餌食になろうとしたが、ウルススは身をもって彼女をかばい、その牛の首を捻じ挫いた。立腹したネロはマーカスとリジアを殺せと命じた。しかし2人はマーカスの部下に救われ、民衆はネロこそ罪人だと非難した。恐怖にかられたネロはポッペアを絞め殺し、逃げ去ろうとしたが、キリスト教徒アクテの短剣の露と消えた。暴君ネロの時代は終わり、自由の身となったマーカス、リジア、ウルススらはシシリイに旅立っていった。 |
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QUOVADIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/19 16:27 UTC 版)
『QUOVADIS』(クォヴァディス)はグラムスが1995年にセガサターンで、1997年にプレイステーションで発売したシミュレーションゲーム。[続きの解説]
「QUOVADIS」の続きの解説一覧
- 1 QUOVADISとは
- 2 QUOVADISの概要
- 3 その他
固有名詞の分類
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