PPShとは? わかりやすく解説

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【PPSh】(ぺーぺーしゃー)

Pistolet Pulemjot Schpagina model of 1941 (PPSh1941)
PPD後継として誕生した第二次世界大戦におけるソ連軍主力短機関銃
PPShとは「シュパーギン式サブマシンガン」の略称である。

本銃最大特徴であるドラムマガジンには最大71発を装填でき、7.62mm×25弾を使用するため非常に貫通力が高い。
連射速度もかなり高く、さらに量産性も良かったためモシン・ナガン並んでソ連兵主力武器になり、各地使用された。
そのため、東部戦線ではドイツ兵が鹵獲して使用することも多かったようである。
500挺以上が生産され戦後には多くの国へ輸出されたり、またデッドコピー作られたりした。

両手持った姿が楽器演奏する姿に似ていることから、ドイツ兵はバラライカ日本兵マンドリン銃の名で呼んでいた。

スペックデータ

主なバリエーション


PPSh-41

(PPSh から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 01:01 UTC 版)

PPSh-41ロシア語Пистолет-пулемёт Шпагина (ППШ) (Pistolet-Pulemyot Shpagina))とは、第二次世界大戦時にソビエト連邦(以下「ソ連」と表記)で使用された代表的な短機関銃である。


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ガリレオ出版『グランドパワー』1月号別冊 第2次大戦 ソ連軍陸戦兵器
  2. ^ 米国のトンプソン・サブマシンガンもドラム型弾倉を使用するが、こちらは銃弾装填後にゼンマイを巻く仕組みだったので同様の事故は起こっていない模様。
    尚、この事故については、大量生産を優先した戦時急造態勢の結果、品質が著しく低下したものが多かったことも一因とされている。




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