PDP-10
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PDP-10は、1960年代後半からディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が製造したメインフレームファミリ[1]。PDPシリーズコンピュータのひとつ。1966年に最初の機種が出荷された[2]。タイムシェアリングシステムを一般に浸透させたマシンであり、多くの大学や研究機関で採用されたことから1970年代のハッカー文化に大きな影響を与えた。PDP-10を導入した主な大学/研究機関としては、MITの人工知能研究所およびProject MAC、スタンフォード大学のSAIL、カーネギーメロン大学などがある。
- ^ Ceruzzi 2003, p. 208, "It was large—even DEC's own literature called [the PDP-10] a mainframe."
- ^ Ceruzzi 2003, p. 139
- ^ Digital Equipment Corporation, The digital small computer handbook, p. 376
- ^ Interviewed by Al Kossow (2007年8月29日). “Oral History of Charles (Chuck) Thacker”. Reference no: X4148.2008. Computer History Museum. April 20, 2011-04-20閲覧。
- ^ "DEC 36-bit Computers" Retrieved on April 4, 2009.
- ^ Tim Shoppa "Announcing KLH10", November 10, 2001. Retrieved April 4, 2009.
PDP-10
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「PopekとGoldbergの仮想化要件」の記事における「PDP-10」の解説
PDP-10 のアーキテクチャはセンシティブ命令(プロセッサモードの変更、取得)をいくつか備えるが、これらは特権命令ではない 。 下記の命令は USER あるいは IOT ビットを含む条件コードの変更、読み出しを行う。 JSR: サブルーチンにジャンプ JSP: ジャンプしてプログラムカウンタを保存 PUSHJ: プッシュしてジャンプ JRST: ジャンプして条件コードを読み出し
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PDP-10
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36ビットのタイムシェアリング機であり、いくつかの機種が開発されるなど成功を収めた。命令セットは PDP-6 から若干複雑化した。
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