PDP-10とは? わかりやすく解説

PDP-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/10 13:35 UTC 版)

PDP-10は、1960年代後半からディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が製造したメインフレームファミリ[1]PDPシリーズコンピュータのひとつ。1966年に最初の機種が出荷された[2]タイムシェアリングシステムを一般に浸透させたマシンであり、多くの大学や研究機関で採用されたことから1970年代ハッカー文化に大きな影響を与えた。PDP-10を導入した主な大学/研究機関としては、MIT人工知能研究所およびProject MACスタンフォード大学SAILカーネギーメロン大学などがある。


  1. ^ Ceruzzi 2003, p. 208, "It was large—even DEC's own literature called [the PDP-10] a mainframe."
  2. ^ Ceruzzi 2003, p. 139
  3. ^ Digital Equipment Corporation, The digital small computer handbook, p. 376
  4. ^ Interviewed by Al Kossow (2007年8月29日). “Oral History of Charles (Chuck) Thacker”. Reference no: X4148.2008. Computer History Museum. April 20, 2011-04-20閲覧。
  5. ^ "DEC 36-bit Computers" Retrieved on April 4, 2009.
  6. ^ Tim Shoppa "Announcing KLH10", November 10, 2001. Retrieved April 4, 2009.



PDP-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/30 13:14 UTC 版)

PopekとGoldbergの仮想化要件」の記事における「PDP-10」の解説

PDP-10 のアーキテクチャセンシティブ命令(プロセッサモードの変更取得)をいくつか備えるが、これらは特権命令ではない 。 下記命令USER あるいは IOT ビットを含む条件コード変更読み出しを行う。 JSR: サブルーチンジャンプ JSP: ジャンプしてプログラムカウンタ保存 PUSHJ: プッシュしてジャンプ JRST: ジャンプして条件コード読み出し

※この「PDP-10」の解説は、「PopekとGoldbergの仮想化要件」の解説の一部です。
「PDP-10」を含む「PopekとGoldbergの仮想化要件」の記事については、「PopekとGoldbergの仮想化要件」の概要を参照ください。


PDP-10

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PDPシリーズ」の記事における「PDP-10」の解説

36ビットタイムシェアリング機であり、いくつかの機種開発されるなど成功収めた命令セットPDP-6 から若干複雑化した。

※この「PDP-10」の解説は、「PDPシリーズ」の解説の一部です。
「PDP-10」を含む「PDPシリーズ」の記事については、「PDPシリーズ」の概要を参照ください。

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