PメールDX
【英】Pmail DX
PメールDXとは、WILLCOM(旧DDIポケット)が提供しているPHS端末を用いた電子メールサービスのことである。サービスが開始されたのは1998年12月で、現在ではDXメールという風に改称されていて、対応電話機同士で、電話番号を指定してダイレクトに文字メッセージを送受信することができる。全角約1,000文字(半角約2,000文字)までの漢字・ひらがな・カタカナ・英数字・記号の送受信が可能なほか、撮影した映像やメロディを送ることもできる。
PメールDXを利用するときには、インターネットサービスプロバイダー(ISP)と契約していなくても、インターネットメールを利用することができる。利用料金には月額料と送信料があり料金コースによって異なるが、どのような料金コースでも月額料は無料、ウィルコム定額プランの場合は送信料も無料、それ以外の料金コースの場合は月額料が有料、となっている。
参照リンク
PメールDX(デラックス)の導入について - (WILLCOM)
PメールDX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 16:22 UTC 版)
PメールDXは、ウィルコムが提供していた文字送信システム(SMS)である。Pメールとの違いは送受信はウィルコム間の端末に限定され、約1000文字の全角かな漢字・半角英数字・絵文字の送受信に対応していることである。端末によっては直送メール・DXメールと呼ばれるが、同じ物である。1998年6月1日に開始。 PメールDXでは、「手書き文字」(「テガッキー」等の文字電話対応端末による手書き文字の画像)や外付けカメラ「treva」により撮影した画像などのファイルを添付しての送受信も可能。MMSのはしりとも言える。 また、回線を接続保持した状態でリアルタイムにメールの送受信を行えるチャット通信などの機能にも対応していた。なお、接続中はデータ通信料金の時間課金で、ウィルコム定額プランでは無料。 AIR-EDGE PHONE以降の端末ではPメールDX・DXメールの送受信に対応しておらず、受信するとPIAFSデータ着信モードとなった。 なお、PメールDXを「PメールDXセンター」と言うDDIポケット(当時)の設備(電話番号)との間で送受信する形態でEメール送受信サービスが1998年12月1日に開始された。つまり、音声端末がEメール送受信に正式対応するまでの間はPメールDXセンターとのPメールDXのやり取りによりEメール送受信を実現していた。ウィルコムのキャリアメールアドレス「〜@pdx.ne.jp」「@xx.pdx.ne.jp」にその名残りをとどめていた。 また同時に、情報サービスとしてPメールDXセンターを経由してのコンテンツサービスが提供された。内部処理的には、PメールDXセンターから端末がコンテンツのPメールDXを受信する形態であった。 PメールDXセンターは、「H"」端末登場後にH"LINKセンターとして統合された。
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