OPS-12
OPS-1/2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:39 UTC 版)
1950年代初頭、日本の海上自衛隊では、はるかぜ型護衛艦(28DD)への搭載用として、MSA協定に基づく軍事援助計画(MAP)でAN/SPS-6を入手し、これをもとに国産化したOPS-1を開発して、初代あきづき型汎用護衛艦などに搭載していた。また、あやなみ型対潜護衛艦(30DDK)ではAN/SPS-12が搭載され、この技術ものちにOPS-1にバックフィットされた。さらにのちには、いすず型護衛艦(34DE)に搭載するため、送受信機は同一でアンテナを小型化したOPS-2も開発された。PV-2を目標とした場合の最大探知距離は、OPS-2で50海里 (93 km)であった。 1次防(昭和33~35年度/1958~1960年度)までの建造艦において、OPS-1は甲型警備艦(DD)、OPS-2は乙型警備艦(DE)に搭載されたが、2次防(昭和37~41年度/1962~1966年度)以降の艦ではP(B)バンドのOPS-11が搭載されるようになった。しかしその後、OPS-1/2を元にOPS-14が開発され、3次防(昭和42~46年度/1967~1971年度)以降の乙型警備艦・補助艦等および一部の汎用護衛艦(52-59DD)に搭載された。
※この「OPS-1/2」の解説は、「AN/SPS-6」の解説の一部です。
「OPS-1/2」を含む「AN/SPS-6」の記事については、「AN/SPS-6」の概要を参照ください。
- OPS-12のページへのリンク