NHK静岡放送局とは? わかりやすく解説

NHK静岡放送局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 05:50 UTC 版)

NHK静岡放送局(NHKしずおかほうそうきょく)は、静岡県静岡市駿河区にある日本放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている[注 1][注 2]


注釈

  1. ^ 県域放送は、総合テレビ、ラジオ第1放送、FM放送のみで、教育テレビ(Eテレ)・ラジオ第2放送は、全国放送扱いとなっている。
  2. ^ 尚、教育テレビでは、高校野球静岡県大会などスポーツ中継を放送する場合のみ県域放送を行っている。ただし、教育テレビのワンセグ放送「NHKワンセグ2」では、静岡局のコールサインは一切アナウンスされない。
  3. ^ 静岡が名古屋局の管轄下に置かれているため、東京の放送センターからまず、拠点局である名古屋局を経由して静岡局へ配信される仕組みになっている。これによって例えば名古屋管内においては、通常の管内ローカル枠で東京の映像をカットして名古屋局が割り込むことが可能となり、東京からの映像はその時点で強制的に断ち切られる。ただし、東京からの映像も別回線で常に配信されており、かつての『ゆうどきネットワーク』で行われていたマルチ編成や、『小さな旅』の放送についてはこちらの「別回線」を直受けして放送していた(いる)。
  4. ^ 静岡県内で大きな事件・事故などが起こった場合や、気象関係で東海4県のうち静岡のみに台風接近・上陸時や極端な大雨等の警報級の事象があった場合などに限られる(2019年の台風19号のように、名古屋管内で静岡のみが大きな影響を受けるような場合、静岡局の編成判断として東海北陸(名古屋管中)を脱して、関東・甲信越(東京管中)の臨時ニュースを受けたり、静岡ローカルで臨時ニュースを放送するケースもある)。
  5. ^ 2022年5月2日・6日、8月15日 - 19日、12月26日 - 28日、2023年5月1日・2日、8月14日 - 18日、12月25日 - 28日
  6. ^ 基本的には静岡県内での空撮取材が主となるが、地理的条件から近接する山梨県や神奈川県西部、長野県南部、愛知県東部での応援取材も行うことがあるという。これは在静の民放テレビ各局も同様である。NHKにおいて、拠点局以外の地方局単独で取材ヘリコプターを常駐する例としては、静岡の他に新潟局高松局(四国では、拠点局である松山局ではなく、高松局に配備されている)、鹿児島局沖縄局の計5局のみである。(NHKの取材ヘリコプターはすべてオールニッポンヘリコプターが保有するヘリコプターを年間契約で占有使用。)
  7. ^ テレビスタジオ用の副調整室は、ニュース用に整備された1か所で2つのスタジオを駆動していた、
  8. ^ 主にラジオ第1やFMのローカル放送で使用するが、ローカルニュースはアナウンサーの都合上テレビ第2スタジオから放送されることもある。
  9. ^ NHK静岡放送会館の建て替え・移転計画については、2010年春、JR静岡駅北口に完成した再開発ビルの「葵タワー」へ入居・移転との噂も出ていた。また七間町への移転計画については、同地にある興行会社静活が運営する映画館の新静岡駅ビルへの移転(新築される新静岡駅ビルにシネマ・コンプレックス形式で開業させ、七間町で同社が運営していたすべてのスクリーンを閉鎖させる)計画を受け、移転(閉鎖)予定である「オリオン座」と周辺の土地を新たな局舎用地とする案を地元有志グループがNHKをはじめ関係各所に働きかけたものの、色よい返事を得られず頓挫したという経緯もある。
  10. ^ 静岡ガス本社の一部として、かつて建物が建てられていた土地。
  11. ^ 東京都大島町(伊豆大島)に設置された。
  12. ^ 2016年度・2017年度は、年末年始のローカルニュース・気象情報などは、19:15(大晦日は19:10)枠を除き、名古屋放送局から静岡県を含む東海4県向けに放送していた。
  13. ^ ゴールデンウィーク・お盆期間などは、平日でも一部の時間帯で東海・北陸ブロック放送となる場合あり。
  14. ^ 平日のみ名古屋局は、「東海・北陸地方の気象情報」を放送(17:58は各県別の交通情報を放送)。
  15. ^ 『おはよう日本』番組内にある天気コーナーや一部の特集などでは天気ループを非表示にする場合がある。
  16. ^ 土曜日の「ウイークエンド中部」および日曜日の「特選!時代劇」も天気ループが表示されているが、土曜6:53・日曜6:55の「ニュース・気象情報(東海・北陸)」と「おはよう東海・北陸」(ゴールデンウィーク・お盆・年末のみ放送)の放送時は表示されない。

出典

  1. ^ NHK静岡放送会館の当社所有地への移転に関する協議について
  2. ^ 静岡ガス新本社ビル建設について
  3. ^ 地域と共に明日のくらしを提案する低炭素型防災拠点 静岡ガス新本社ビルが完成
  4. ^ NHK静岡放送局 新放送会館用地の売却について
  5. ^ NHK静岡放送局 新放送会館の用地取得について
  6. ^ 理事会議事録平成27年4月28日開催分” (PDF). 日本放送協会 (2015年5月22日). 2015年5月22日閲覧。
  7. ^ 新静岡放送会館の整備方針・概要について” (PDF). 第1213回経営委員会資料 (2014年5月13日). 2014年6月11日閲覧。
  8. ^ 「NHK新静岡放送会館」公募型設計プロポーザルのお知らせ” (PDF). 日本放送協会 (2014年6月5日). 2014年6月11日閲覧。
  9. ^ 日本放送協会理事会議事録”. 日本放送協会. pp. 2-3 (2020年9月18日). 2020年9月22日閲覧。
  10. ^ NHK年鑑'64 P.5,206~7
  11. ^ NHK年鑑'65 P.5,26
  12. ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、228頁。 
  13. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。 
  14. ^ 静岡放送局70年史編集委員会『静岡放送局70年のあゆみ』日本放送協会静岡放送局、2001年、200頁。 
  15. ^ NHK静岡放送局の放送会館移転 および NHK浜松支局の事務機能移転について』(プレスリリース)NHK静岡放送局、2017年11月27日http://www.nhk.or.jp/shizuoka/station_info/shinkaikan/shinkaikan.html2017年12月10日閲覧 
  16. ^ SCRUM PROJECT』(プレスリリース)Daiichi TV、2019年6月10日https://blog.tv-sdt.co.jp/rugby/2019年10月31日閲覧 
  17. ^ NHK富士宮ラジオ放送所が開局 NHK 静岡NEWS WEB、2020年2月10日閲覧。[リンク切れ]
  18. ^ NHKプラスで地域のニュース配信を拡大”. NHK広報局 (2023年4月6日). 2023年5月6日閲覧。


「NHK静岡放送局」の続きの解説一覧

NHK静岡放送局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:49 UTC 版)

FMリクエストアワー」の記事における「NHK静岡放送局」の解説

テーマ曲ラロ・シフリンフラミンゴ千田正穂アナウンサー)&松下かおる(アシスタント1978年平良宣昌アナウンサー1980年頃 吉田広アナウンサー1980年頃 市川清美アシスタント1980年頃 長谷川由香子(アシスタント1980年頃 加藤行輝アナウンサー)&後藤佳子アシスタント1986年野地俊二アナウンサー)&小長井清美アシスタント1986年高橋清美アシスタント) - (大学生時代)。後にテレビ静岡アナウンサー退社フリーアナウンサー 高橋恵子アシスタント) - 大学生時代。後に群馬テレビアナウンサー → 退社フリーアナウンサー

※この「NHK静岡放送局」の解説は、「FMリクエストアワー」の解説の一部です。
「NHK静岡放送局」を含む「FMリクエストアワー」の記事については、「FMリクエストアワー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「NHK静岡放送局」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NHK静岡放送局」の関連用語

NHK静岡放送局のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NHK静岡放送局のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNHK静岡放送局 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのFMリクエストアワー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS