NEGBINOM.DIST 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
負の二項分布の確率関数の値を返し、試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率を計算できます。
この関数は二項分布に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。
たとえば、特定の資格を持つ人物を 10 人採用する企業があり、応募者がこの資格を持っている確率は 0.3 であることが経験的にわかっている場合、NEGBINOM.DIST 関数を使うと、10 人の有資格者を採用するまでに一定の無資格者を面接する確率を計算することができます。
書式
NEGBINOM.DIST(失敗数,成功数,成功率,関数形式)
NEGBINOM.DIST 関数の書式には、次の引数があります。
- 失敗数 必ず指定します。試行が失敗する回数を指定します。
- 成功数 必ず指定します。分析のしきい値となる、試行が成功する回数を指定します。
- 成功率 必ず指定します。試行が成功する確率を指定します。
- 関数形式 必ず指定します。返される関数値の形式を、論理値で指定します。関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率密度関数の値を返します。
解説
- 失敗数 、成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 成功率 < 0 または成功率 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 失敗数 < 0 または成功数 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 負の二項分布は、次の数式で表されます。
ここで
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
NEGBINOMDIST 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
負の二項分布の確率関数の値を返します。NEGBINOMDIST 関数を利用すると、試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率を計算できます。この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。
たとえば、特定の資格を持つ人物を 10 人採用する企業があり、応募者がこの資格を持っている確率は 0.3 であることが経験的にわかっている場合、NEGBINOMDIST 関数を使うと、10 人の有資格者を採用するまでに一定の無資格者を面接する確率を計算することができます。
重要 この関数は 1 つまたは複数の新しい関数に置き換えられ、精度が向上していたり、関数の名前が用途をより適切に示すものに変更されていたりします。この関数は、以前のバージョンの Excel との互換性を維持するために引き続き使用できます。ただし、下位互換性が必要ない場合、新しい関数の名前はその機能をより正確に表しているため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
新しい関数の詳細については、「NEGBINOM.DIST 関数」を参照してください。
書式
NEGBINOMDIST(失敗数,成功数,成功率)
NEGBINOMDIST 関数の書式には、次の引数があります。
解説
- 失敗数 、成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 成功率 < 0 または成功率 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- (失敗数 < 0 または成功数 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 負の二項分布は、次の数式で表されます。
ここで
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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