MOドライブとは? わかりやすく解説

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MOドライブ

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光磁気ディスク

(MOドライブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 04:25 UTC 版)

光磁気ディスク(ひかりじきディスク、magneto-optical diskdiscとも表記される〉)とは、赤色レーザー光と磁場を用いて磁気記録および再生を行う電子記録媒体の1つである。1980年代から1990年代前半に磁気テープに代わる映像記録媒体として研究開発が行われ、アナログあるいはデジタル記録媒体として実用化された。


注釈

  1. ^ 一部のオペレーティングシステム (OS) でUSB接続タイプのMOドライブを使う場合、また540MB迄の容量と640MB以上のメディアを一セッションで混用する場合にトラブルが生じて再起動が必要となる事例など、ドライバの導入が必要とされる場合もある。それでもドライバ不要の場面が多いことは、トラブル時の障害切り分けやデータを外部に書き出せる媒体として有用である。
  2. ^ フラグメントを解消できないDVD-RAMの場合、読み書き速度は時間を経るにつれて多大な時間を要すようになる。
  3. ^ 電子投票に使われたMOで不具合が発生し記事になった[7]

出典

  1. ^ 3.5-inch magneto-optical disc (1991 – 2000s)” (英語). Museum of Obsolete Media (2014年4月4日). 2019年2月20日閲覧。
  2. ^ CD-ROM調査研究報告書、データベース振興センター、1989年、55頁。
  3. ^ IBM100 - The Invention of the Rewritable Magneto-Optical Disk” (英語). www-03.ibm.com (2012年3月7日). 2019年2月20日閲覧。
  4. ^ デジタルコンテンツの著作権保護を行う 3.5型MOの「メディアID」機能を推進することで合意』(プレスリリース)富士通、2000年9月13日https://pr.fujitsu.com/jp/news/2000/09/13.html2021年9月18日閲覧 
  5. ^ 富士通とソニーが、1.3GBの3.5型光磁気ディスクシステムを共同開発』(プレスリリース)ソニー、1998年11月5日https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199811/98-1105/2021年9月18日閲覧 
  6. ^ 外部磁界不要の磁気超解像 (<特集>磁気光学・光磁気記録)”. 日本応用磁気学会 (1997年4月15日). 2022年2月6日閲覧。
  7. ^ 可児市の投票システム障害、原因はMOドライブの異常発熱 - ニュース - nikkei BPnet - ウェイバックマシン(2014年7月7日アーカイブ分)
  8. ^ 3.5インチで容量650メガバイト 大容量光磁気ディスク“HS”ディスクユニット 発売 ---個人のコンピューター環境を可搬メディアで実現する高性能---』(プレスリリース)ソニー、1996年1月25日https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199601/96Co-010/index.html2021年9月18日閲覧 
  9. ^ 前田茂己、藤寛、奥村哲也、佐藤秀朗、村上善照、高橋明「AS-MOフォーマット」『シャープ技報』第72巻、シャープ、1998年12月、46-50頁。 
  10. ^ ASTCとは”. IT用語辞典バイナリ. 2021年1月26日閲覧。
  11. ^ ASMOとは”. コトバンク. 2021年1月26日閲覧。
  12. ^ 樋口重光「画像情報記録」『映像情報メディア学会誌』第54巻第7号、映像情報メディア学会、2000年、934頁、doi:10.3169/itej.54.929ISSN 1342-6907NAID 110003692827 
  13. ^ Sony Japan プレスリリース シャープとソニー、小型高密度光磁気ディスクを共同開発”. ソニー (2000年3月23日). 2020年9月16日閲覧。
  14. ^ シャープとソニー、2インチMOの新規格を共同開発”. PC Watch (2000年3月23日). 2020年9月16日閲覧。
  15. ^ MOフォーラム設立”. 富士通 (1999年6月21日). 2021年2月13日閲覧。
  16. ^ MOフォーラム - ウェイバックマシン(2010年4月6日アーカイブ分)
  17. ^ MO(光磁気ディスク)”. 富士通. 2021年2月13日閲覧。
  18. ^ プレスリリース - MOを利用中の方に。Windows8、Mac OS Xでも使えるMOドライブ「LMO-FC654U2」新発売!”. ロジテック (2013年6月13日). 2021年2月13日閲覧。
  19. ^ MOディスク販売、三菱化学メディアと日立マクセルが終了へ ソニーは継続”. ITmedia NEWS (2009年8月4日). 2021年2月13日閲覧。
  20. ^ 商品一覧 記録メディア - ウェイバックマシン(2017年6月11日アーカイブ分)商品一覧 記録メディア - ウェイバックマシン(2017年7月10日アーカイブ分)
  21. ^ 商品一覧 記録メディア - ウェイバックマシン(2018年2月15日アーカイブ分)商品一覧 記録メディア - ウェイバックマシン(2019年9月28日アーカイブ分)
  22. ^ Sony ProMedia”. ソニー. 2021年2月13日閲覧。
  23. ^ Sony Promedia - ウェイバックマシン(2015年7月4日アーカイブ分)Sony Promedia - ウェイバックマシン(2020年7月27日アーカイブ分)


「光磁気ディスク」の続きの解説一覧

MOドライブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:09 UTC 版)

オートイジェクト」の記事における「MOドライブ」の解説

MOドライブの場合は、基本的にオートイジェクト主流であり、ボタンを押す、もしくはコンピュータ側から取り出し操作を行うと、機械的にディスク取り出す様になっている。フロッピーディスクドライブなどと同様に緊急イジェクトホールがあり、細い針金入れて押し込むと、手動ディスク排出できる。 MOディスクドライブ

※この「MOドライブ」の解説は、「オートイジェクト」の解説の一部です。
「MOドライブ」を含む「オートイジェクト」の記事については、「オートイジェクト」の概要を参照ください。

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