LA音源とは? わかりやすく解説

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LA音源

フルスペル:Linear Arithmetic synthesis
読み方エルエーおんげん

LA音源とは、1987年ローランドから発表されMIDI音源のことである。

LA音源では、サンプリングされたPCM音源をもとにして、デジタル信号加算乗算によって音色比例関係維持する線形処理」(Linear Arithmetic)が採用されている。同社シンセサイザーであるD50やD10などのDシリーズ音源モジュールのMT-32やCM-64使用された。

LA音源は、音色印象残りやすい音の立ち上がり部分再現性に特に優れており、一時DTMMIDI音源業界標準となっていた。しかし91年に、同社GS規格対応したSC-55登場しGS音源普及が始まるとともに余り使われなくなっていった。

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LA音源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 05:48 UTC 版)

LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。


  1. ^ デジタルシンセの夜明け、1980年発売の『カシオトーン201』に搭載された画期的アイディア”. CASIO COMPUTER CO., LTD. 2023年3月3日閲覧。
  2. ^ キーボードマガジン1992年9月号掲載の情報による。




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