魚類のクドア症原虫とは? わかりやすく解説

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魚類のクドア症原虫 [Kudoa amamiensis,K.iwatai,K.musculoliquefaciens,K.pericardialis,K.shiomitsui]

 海産魚クドア症の原因として、日本外国多種ミクソゾア類、クドア属粘液胞子虫発見されている。この原虫寄生する魚種多く、その部位も種によって違っているが筋肉が多い。とくにブリ大西洋ニシンメカジキスズキマダイイシガキダイトラフグなどの重要な水産魚種寄生するクドア多く一般にに害はあまりないが、筋肉内に白い粒状シスト多数つくるクドア(K.amamiensis,K.iwatai)や、いわゆるジェリーミートになるクドア(K.musculoliqefaciens)、心臓寄生するクドア(K.pericardialis,K.shiomitsui)などで、食品価値下げることが問題になる。
これらの原虫のシスト球状場合紡錘型の場合がある。シスト内にできる胞子は端に4ケ、6ケときには7ケの極嚢(きょくのう)をもつ場合がある。なお、スズキの脳に寄生して魚体が曲がる脳粘液胞子虫症の原虫クドア属とは別の新種で、セプテムカプスラ・ヤスナガイ(Septemcapsula yasunagai)が報告されているが確定はされていない




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