時事用語のABC |
ジェットミル(じぇっとみる)(jet mill)
超微粉砕機ともいう。食品、医薬品、印刷用トナーの製造などに使われるほか、ミサイルの固形燃料を製造するといった軍事目的に転用されることがある。
1987年、ミサイルの製造に必要な技術の拡散を防ぐねらいで、「ミサイル関連技術輸出規制」という国際的なガイドラインが策定された。日本では、1991年にジェットミルが規制の対象に加えられ、輸出するには外国為替及び外国貿易法(外為法)に基づく経済産業大臣の許可を受けなければならない。
工作機械メーカー「セイシン企業」は、イランに許可なしでジェットミルを輸出していたとして、逮捕者を出した。他にも、北朝鮮やインドなど東アジア・中東地域を中心とする国に不正輸出した疑いが浮上している。
(2003.06.16更新)
IT用語辞典バイナリ |
ジェットミル
ジェットミルとは、物体を粉末状に粉砕する装置の中でも、ノズルから噴射される高圧の空気・あるいは蒸気を超高速ジェットとして粒子に衝突させ、粒子どうしの衝撃によって数ミクロンのレベルの微粒子にまで粉砕する装置のことである。噴射される空気・蒸気は音速前後に達する。
ジェットミルは粉砕による温度上昇が比較的少ないため、融点の低い物質の粉砕に適しており、食品、医薬品、印刷用トナーなどの製造に用いられている。
マグネット用語集 |
ジェットミル
気流式粉砕機のこと。ボールなどの粉砕メディアを用いずに、流体の持つ運動エネルギーを利用して粉砕が行われる。ノズルから高圧で噴出するガスの中に原料を巻き込ませ、この高圧ガスに乗った粒子がガスの運動によって衝突粉砕されるか、あるいは高圧ガスに乗った粒子が衝突板と衝突するなどして粉砕される。希土類磁石合金は一般に活性で酸素と激しく反応するので、酸素を取り除いた高圧窒素ガスによるジェットミルで粉砕される。