じゃりン子チエとは? わかりやすく解説

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じゃりン子チエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 04:12 UTC 版)

じゃりン子チエ』(じゃりンこチエ)は、はるき悦巳による日本漫画作品。また、それを原作としたアニメ舞台など派生作品の総称。


参照

  1. ^ 第4話までは単発の読み切りとして登場、その後12話まで短期集中連載として登場した後、第2部(1979年3月 - )より正式に週刊連載となった
  2. ^ 「頓馬区西萩」という地名は実在しないが、作中に南海電車通天閣が頻繁に描写されている。
  3. ^ ただし、劇中で誕生した主要登場人物の子供については年齢を重ね赤ん坊から幼児へと成長していくことがあり、チエたちの年齢と近づいてくるため、その矛盾についても作中で言及されることがあった。
  4. ^ テレビアニメ第1期34話「親子でケンカはいいもんだ」、第1期41話「夏の終わりのおみやげ二つ」
  5. ^ なお、ホルモンとは牛肉や豚肉の内臓部分を甘辛い味付けで焼いた大阪下町の郷土料理であり、新世界界隈にはホルモンの専門店が散見される。一方、大阪在住なら誰でも知っているほどの知名度でもなく、柴崎友香『よそ見津々』(日本経済新聞出版社2010年)p.124f「ローカルフード」によれば、"『じゃりン子チエ』にも出てくるし、大阪中どこにでもあるのかと思ったら違った。高校に入ったら隣の区の人にさえ「そんなんない」と言われた"という。
  6. ^ 単行本1巻208・209ページ他からの推定。テツ・ヨシ江の項も同じ。
  7. ^ 正確には髪留めについている赤い玉のこと。ファミコン版ゲームでは、ポッチリをなくしてすごく落ち込む場面があるが、劇中では普通にポッチリの止めゴムが切れたので、外しているシーンがある。また、前髪を切ってしまった時は、ポッチリを外してぱっつんで登校している。
  8. ^ 母親と祖母が働いているため、母からもう働かなくてもいいと告げられても、「ホルモン屋が好きだからやっている」と返している
  9. ^ テレビアニメ版第19話にて、相撲大会で大けがした際に入院し、その際に病室の表札に「竹本 哲」と書かれていた。
  10. ^ 特に、ヨシ江の前ではそう名乗ることが多い
  11. ^ その後に正体を明かした菊との再戦では完膚なきまでに叩きのめされた
  12. ^ テツの喧嘩っ早さを案じた母の菊から、「不良とヤクザだけはド突いて良い」と教わったことが理由でもある。
  13. ^ 後述するアケミの頭をぶったことはある。本人曰く、相変わらずの癖とのこと
  14. ^ 若い頃はミツルらと一緒にナンパに行ったこともある。また、ヨシ江と知り合ったときには、アケミという女友達(本人曰くテツの元恋人で、上京したが売れなかった歌手志望者。現在は難波で水商売をしている)もおり、彼女に対しては普通に接していた。
  15. ^ 遊園地にデートするように仕向けたのは拳骨であり、怖がっている矢先の出来事である(ヨシ江に告白するつもりがないなら、彼女を連れて先に出ていくと脅されたことから)。
  16. ^ アニメSP「小鉄・ジュニアの秘められた過去」では、公園の野球に飛び入り参加し「ワイは中西太やで~」、と言い、打席に立っていた
  17. ^ 劇中では列車で寝過ごし生駒(香部駅)の山中へ一人で行く話があるが、小鉄と一緒に秋田へ連れて行かれた時は、小鉄を頼って西萩に戻ってきた
  18. ^ 菊などに見られた時に誤魔化すため。ただし乱筆で無理に漢字を多用したため、誤字、脱字、当て字だらけだった。
  19. ^ 基本は初心者で、よくルールをわかっていないので、賭ける額も相手が驚愕するレベル(皆がマッチを2、3本賭けたときには、彼女は徳用マッチまるまる一箱賭けた)。ギャンブル運も強い。また、常にポーカーフェイスでありチエ曰く「鉄仮面」
  20. ^ なお、前述の通り、プロポーズはテツから
  21. ^ 劇中では、テツの発言を真に受けてジョークを飛ばし、テツを閉口させたりしている
  22. ^ ただし、その発言前にボートレースでの乱闘を目の当たりにしており、「めちゃめちゃや」と嘆きながら顔を掩っている。
  23. ^ 花井宅でチエ特製のカクテルを飲んで酔っ払ってしまい、自分の失敗(チリメンジャコを留めていたホッチキス針をテツの食事に混入、誤飲させてしまったこと)への追及をすっかり煙に巻いて、テツを辟易させたこともある
  24. ^ だが、テツを産んだことに後悔し、二度と子供を作ろうと思わなかったために、当時では珍しくテツに兄弟姉妹はいない
  25. ^ 後にリターンマッチで完膚なきまでに叩きのめし雪辱を果たした。
  26. ^ テツからの連名で、拳骨に年賀状を送った話があったが、そのときも名前は”父”となっていた
  27. ^ 彼のほかは未成年喫煙常習犯のコケザルぐらいである
  28. ^ ばくだんは、戦後に出回っていた粗悪な酒で、まれにメチルアルコールが使用されていた。実際に工業用アルコールを飲用すれば、失明もしくは命を落とす危険があり、あくまでも物語上の演出。
  29. ^ 原因は、火傷した息子を医者に連れて行くために自転車の荷台に載せたまま振り落としてしまい、川で溺れさせてしまったことで、翌日からは「あんたとおったら、息子が死ぬ」とだけ書き置きされて、出て往かれてしまった。その後は離縁状態だったが、元妻が新たな旦那と結婚したために、正式に離婚を告げられる。
  30. ^ 光三は当初、カルメラ兄弟の見合い相手として選ぶつもりで、お丸の見合い話に乗ってくるが、彼女の本懐は光三の相手として二人を選んでいた。だが、彼は当日になるまでその事実を知らされなかったため、場が保たないとばかり三升呷って裸踊りを披露するという無礼講を働いたために、二人から一刀両断される反面、カルメラ兄弟と意気投合する
  31. ^ テツにアケミが付きまとっていたため、テツから「代わりにヨシ江をやる」と言われるが、ヨシ江はテツ一筋だったために、まるで相手にされなかった。その後にアケミに乗り換えようとするが、これも撃沈する
  32. ^ ミツルの喉に突きを食らわせてしまい、一時期ミツルは声を出せなくなったことがある
  33. ^ 作中には京都大学であることが暗示されている。
  34. ^ なお、李白に傾倒した理由は、同じ酒飲みであったことをほのめかすように『月下獨酌』の一文を講演に用いている
  35. ^ 本件は「横縞教授フルチン事件」として学内ではなかば伝説と化しており、橫縞の仕事の大半が花井の手によるものということが公然の秘密とされていることもあり、現役の学生達にとっても畏敬の対象となっている。
  36. ^ 在京の教員養成系大学
  37. ^ これはヒラメも同じ傾向があり、不良少女と思われたくないため
  38. ^ 南条は2期では仁吉役での出演はなかったがおジィを騙すハンコ屋役でゲスト出演している。
  39. ^ 単行本40巻より
  40. ^ 良子の読みは、双葉社公式サイトの人物紹介ページを参照したもので、それによると「ら行」に表記されている
  41. ^ 母方の実家は和歌山にある。また、実家は国道26号線から一本道と発言している場面があり、国道26号線は和歌山県内では和歌山市しか通っていない。また、ヨシ江が一人で実家を訪ねようとしているときに南海本線の駅を下車しているが、南海本線の駅があるのも和歌山市だけである。
  42. ^ タカシに対してはそこまで嫌っていないが、チエと一緒の時は厳しい口調で当たることが多い
  43. ^ 脱サラした理由は、転勤ばっかり繰り返すと娘の里子が、今後も今までと同じく友達との出会いと別れを繰り返すことで毎度寂しい思いをさせることになり、彼女のためにならないと思ったため。実際西萩小学校に転校してきた当初の里子は、友達に対してかなり冷めた考えを抱いていた
  44. ^ 当初はケンカを楽しんでいた時期もあったが、自身に挑んでくる挑戦者が後を絶たないことに徐々に辟易するようになり、自身とのケンカの勝敗に生活が掛かっていた子連れ猫とのケンカでわざと負けた事がきっかけとなって「本当にケンカが嫌いになった」と語っている。
  45. ^ カズヒサのように、技を食らった後でも性格に変化がなかった例もある。また、最初にこの技を食らったガタロの梅若は、技を食らった直後にはオカマ風の性格になっていたものの、その後は普通の男性(オス)的な性格に戻っている。
  46. ^ 特に、百合根に溺愛されるアントニオジュニアと比較してその落差が際立つような描写が多い
  47. ^ 第21話はノンクレジット
  48. ^ 小鉄との草相撲で土俵際のはたき込みで敗れたものの、総合的には互角以上の試合内容を展開している。
  49. ^ 血統書つきの飼い犬が野良猫をいじめているところへジュニアが通りがかり、その犬に飛び蹴りの一撃で再起不能の重傷を負わせたことが野良猫排除運動の発端。
  50. ^ 当初は石にちなんでストーンと付けようとしたが、岩場で出会ったことからロックという名前にした
  51. ^ 原作では、テツはそこまでカブが強いわけではないが、テツより強いとされているチエや菊すら、彼に惨敗している
  52. ^ アニメ放映時は、まだ原作に登場していない
  53. ^ むしろ、下品な話をしたばかりに、チエから酒瓶で殴りつけられるシーンも
  54. ^ B6判ではなく、B5サイズを縦に裁断した判型で、短辺を綴じた横長の形だった。
  55. ^ 長崎放送はクイズダービーを遅れネット
  56. ^ なお、劇中では劇場版音楽を手掛けた星勝の曲も多用されている。
  57. ^ テロップでは「ジャリン子チエ」
  58. ^ 竹本チエ(中山千夏)、竹本テツ(西川のりお)、丸山ミツル(上方よしお)はオープニング表記
  59. ^ 配役はエンドロールのもの。第9話まで役名表記なし
  1. ^ 単行本38巻
  2. ^ 第214話より
  3. ^ タイトルの4コマ漫画より
  4. ^ 単行本28巻より。
  1. ^ “ウチ、戻ってきたで! じゃりン子チエ、20年ぶり文庫版 自粛生活、しみる人情”. 毎日新聞. (2020年6月30日). オリジナルの2021年5月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210518175143/https://mainichi.jp/articles/20200630/ddf/041/040/002000c 2021年1月25日閲覧。 
  2. ^ a b “はるき悦巳が24年ぶりに「じゃりン子チエ」描き下ろし、「パインアメ」とのコラボで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月8日). https://natalie.mu/comic/news/440102 2021年8月9日閲覧。 
  3. ^ 劇場版のパンフレットより
  4. ^ 大阪の下町に描かれたユートピア。『じゃりン子チエ』はるき悦巳 -- 2008/07/09 -- まんがのソムリエ -- 漫画大目録 イーブックイニシアティブジャパン 2014年7月2日閲覧。
  5. ^ ポリ公が来たらハイビスコの一部/地獄組乱闘編の一部
  6. ^ 午後0:44 · 2015年7月9日じゃりン子チエ (@RYO930630) - X(旧Twitter)
  7. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、112 - 113頁。 
  8. ^ アニメージュ』 1982年4月号、徳間書店、全国放映リスト p.94。
  9. ^ 北國新聞』1982年4月2日付朝刊、テレビ欄。
  10. ^ a b c 『アニメージュ』 1982年4月号、徳間書店、全国放映リスト p.95。
  11. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1982年12月号、徳間書店、102 - 103頁。 
  12. ^ 北日本新聞 1982年4月19日付朝刊テレビ欄より
  13. ^ 北國新聞 1982年10月5日付朝刊テレビ欄より
  14. ^ 北日本新聞』1993年2月16日 - 4月6日付各朝刊、テレビ欄。
  15. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1992年1月号、学研、98頁。 
  16. ^ 四国新聞 1992年5月31日付朝刊テレビ欄より






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