RSK山陽放送
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RSK山陽放送株式会社(アールエスケーさんようほうそう、RSK Sanyo Broadcasting Co., Ltd.)は、岡山県を放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業と、岡山県と香川県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者。本社は岡山県岡山市北区。
注釈
- ^ 会社設立時の設立趣意書の社名はラジオ山陽株式会社だったが、同年2月にNHKがアナログテレビジョン放送を開始したのに伴い、将来のテレビジョン放送をにらんで山陽放送株式会社で会社設立登記を行った逸話がある。
- ^ 準広域放送という区分は法令上なく、2の県の各区域を併せた区域における需要に応えるための放送は県域放送となるため。
- ^ 近年はテレビせとうちと大口出資で関係を強化しており、山陽新聞とTSCの本社屋を共有している。なお、山陽放送の筆頭株主である岡山県はテレビせとうちの第4位株主でもある。
- ^ テレビでは特に「岡山」を強調することはないが、アナログ放送時代は「山陽放送 岡山標準テレビジョン放送局」という言い回しであった。多くの局ではこの場合「山陽放送 岡山テレビジョン放送局」などという場合がほとんど。
- ^ 登記上の社名は「アイビーシー岩手放送」である。1995年に社名変更したが、当時はアルファベットによる商法登記が認められなかったため。2002年の商法改正によるアルファベット社名解禁後、同様にアルファベット表記や数字表記が認められなかったアール・ケー・ビー毎日放送やエフエムはちまるにはそれぞれ商法登記名を変更しているが、IBCはカタカナ表記から変更していない。
- ^ 同ビルにはRSK山陽放送のほか岡山放送と瀬戸内海放送の各広島支社も同ビルに所在する。
- ^ 移転後の東明ビルがある周辺は公示地価として香川県内最高値を示している一帯であり、入居する東明ビルも2006年に調査地点が変更されるまでは調査地点として実際に地価が公表されており、香川県内最高値点としてメディアなどでビル名が採り上げられていた。なお、同ビルは東京海上日動火災保険と明治安田生命保険が共有していることから、両社の頭文字を取っている。
- ^ 高松にある四国支社で制作された番組を香川県でテレビ視聴していても、映像は一旦岡山にある本社に送られ、その後最寄の送信所や中継局を経由して視聴しているため
- ^ 元は林原(現・ナガセヴィータ)の関連会社だったアメニティ ルネサンスが保有していた「岡山ルネッサンスビル」で、林原グループ経営破綻後の資産整理で山田養蜂場のグループ企業に売却され、山陽放送が全館を使用する形となっていた。
- ^ 試験放送開始の広告が9月上旬から山陽新聞に掲載されていた。その試験放送開始に伴い、山陽新聞のラジオ欄からNHK広島・中国放送・四国放送の欄が消滅し、NHK岡山第1第2、新日本放送、朝日放送、ラジオ東京のみとなった。
- ^ 現在天満屋バスステーションがある位置。
- ^ 4階部分は開局時に増築。
- ^ 1970年の送信所移転後は、関連会社の山陽放送サービス(現・RSKサービス)が2006年まで送信所建物を(1984年〜2006年の間は同社本社として)使用した。その後は更地となり、建築資材置き場などに使用されていたが、2018年に中電工に売却され、2019年4月に同社の岡山統括支社が新築移転した。
- ^ 当送信所は当初から無人化を前提とした施設となっていた。
- ^ 当初は本社にテレビマスター・テレビスタジオのスペースがなく、現本社落成まで金甲山送信所内にテレビマスターと仮設スタジオ(送信所内のロビーを使用)を設置した。
- ^ ラジオ東京テレビ(KRT)50%、日本テレビ(NTV)20%、大阪テレビ放送(OTV、現在の朝日放送テレビ)10%。
- ^ 4月20日に実施。ラジオはテレビに先駆けて4月1日から新本社からの放送をスタートした。
- ^ 同時に西日本放送ラジオはJRNに加盟した。
- ^ このときTBSテレビ発の全国ニュース番組も「JNNイブニング・ニュース」に変更されている。
- ^ この日、岡山にある他のテレビ局3局(NHK岡山放送局、岡山放送、テレビせとうち)も同時に同放送の本免許が交付された。
- ^ 他のTBS系列各局でも同時にサービス開始。
- ^ 日本生命高松ビルが建て替えられるために移転を行った。新しい支社1階にあるTVスタジオはスタジオ東側が中央通りに面しており、外からスタジオの様子が見えるオープンスタジオ(一般公募で「RSKおりーぶスタジオ」と命名)となっている。
- ^ アナログテレビ放送・地上デジタル放送では「オールナイトウェザー」、ワンセグ放送では「こんな遅くまで起きてもワンセグ独立放送を見てくれてありがとうスペシャル「VOICE21」(仮)」を放送。
- ^ 山陽放送ラジオ以外の岡山・香川地区の民放ラジオは2009年4月1日に運用を開始した。ちなみに、中国地方の民放AMラジオでは最後の運用開始である。
- ^ 山陽放送が岡山市へ賃貸。
- ^ 例えば、中四国ライブネットでモノラル音声でネット局に配信している局が制作担当の時はradikoでもモノラル音声になり、この時の番組CMもモノラル音声になる
- ^ RSKホールディングスが運営。
- ^ 2022年4月改編時点で本社のラジオスタジオを使用する番組は「国司と武田の土曜番長」と特別番組だけで、それ以外の番組は丸の内オフィスのスタジオからの放送となる。
- ^ 中村恵美については、その後も『いまドキッ!』にてリポーターを担当している。
- ^ 四国支社報道部→本社報道部主査(統括デスク)→四国支社報道部長→報道局報道部長。
- ^ 2005年度と2010年4月 - 2019年9月はアナウンス部。2006年度と2010年度は報道部、2007年4月 - 2010年3月は四国支社報道部。
- ^ 1998年までアナウンス部。
- ^ アナウンス部→報道部を経て、2019年4月 - 2021年6月にアナウンサーとして復帰(ラジオ制作部主査を兼任)。その後、2021年7月から再度報道部。
- ^ アナウンス部→報道部→営業推進局営業部。フリーアナウンサーの坂信一郎の実子。
- ^ 2023年3月までアナウンス部。
- ^ アナウンス部→報道部→営業推進局営業部。
- ^ 1999年 - 2003年はラジオ制作部、2003年 - 2006年は報道部、2006年 - 2008年は四国支社報道部、その後再度報道部、営業部、2019年より3度目の報道部、2019年 - 2024年2月は報道局報道部主査、2024年3月より報道制作局報道部長(倉敷支社長・津山支社長・視聴者相談室部長をそれぞれ兼任)
- ^ 2003年当時の公式サイトの紹介動画で「岡山へ来て2年目」と公言。
- ^ 2010年3月まではアナウンス部。その後四国支社報道部、倉敷支社報道部に在籍。
- ^ 産業科学技術学部長→学長補佐。
- ^ 旧社名は「山陽映画」(2016年10月1日、現在の社名に変更)。山陽放送のテレビ開局にあわせ1957年11月創業(法人としては1958年3月設立)。当初は山陽新聞・岡山県との共同出資による第三セクターだったが、その後山陽放送(現・RSKホールディングス)全額出資子会社となった。過去には映像製作の他にカメラ販売や写真現像も行っていた。
出典
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- ^ “渋野と2月に契約のRSK山陽放送、優勝お祝いイベントなど検討”. サンケイスポーツ. (2019年8月6日) 2019年8月6日閲覧。
- ^ “あの青アフロは誰?渋野会見で海外メディア質問殺到”. スポーツニッポン. (2019年8月5日) 2019年8月6日閲覧。
- ^ “渋野が所属のRSK山陽放送「びっくり以外の何物でもない」”. スポーツニッポン. (2019年8月6日) 2019年8月6日閲覧。
- ^ “シブコとRSK山陽放送の幸福な関係。「プロになったらウチに所属してね」(石倉利英)”. Number Web - ナンバー. 2022年1月22日閲覧。
- ^ “渋野日向子は「岡山県、日本の宝ですから」 亡き恩人の言葉と、1年10カ月ぶり優勝に流した涙とスマイルの裏側(NumberWeb編集部)”. Number Web - ナンバー. 2022年1月22日閲覧。
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