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IsoD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/24 07:10 UTC 版)

IsoD(アイエスオーディ)は野球において打者を評価する指標の1つ。Isolated Discipline(単離された自制心)の略。

出塁率から打率を減算した数値で、「四死球によってどの程度出塁したか」を測れる[1][2][3]四死球占有率である。評価基準は0.07から0.08あれば合格点、0.1越えならその分野では一流と言われている[2][3]。IsoDには四球だけでなく死球も含まれるものの、一般的に積極打法であるのか待球打法であるのか、と言った打者のタイプの判断材料としても利用され、IsoDが高値を示す選手は選球眼が良く、「しぶとく粘り強い打者[2]」「投手にとって厄介な存在[3]」とも評される。ただし、出塁率で劣り尚且つ四球率(PA(打席数)/BB(四球数))でも劣る打者が、低打率であるが故に、isodでは高出塁率・高四球率の打者を逆転する数値を算出してしまう現象がしばしば存在しているので、優劣の判断は一概には難しく、その点は留意が必要である。[4]

算出方法は以下の通り。

  • IsoD = 出塁率 - 打率

  1. ^ 「試合観戦パーフェクトブック BALLGAME ARCHIVES - 08.06.12 ― セイバーメトリクスの主な指標説明」、『週刊ベースボール・タイムズ Vol.12 , 2008年6月25日号』、株式会社スクワッド、36頁。
  2. ^ a b c d e f g データスタジアム企画・編集 『野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス』 宝島社、2008年、2-3,21-27,34-36,40-44,78-79,186-187頁。ISBN 978-4-7966-6268-0
  3. ^ a b c d 上村祐作「一から始めるセイバーメトリクス Lesson 3 - IsoD 選球眼の良さを示す指標」、『BT ベースボール・タイムズ Vol.45 , 2009年6月9日号』、株式会社スクワッド、44頁。
  4. ^ 2009年の田中賢介は打率.283、出塁率.373、四球率は.108でisodは0.90、対する森本稀哲は打率.247、出塁率.341、四球率.101だがisodは.094と上回っている。
  5. ^ a b c d マイケル・ルイス 『マネー・ボール(文庫)』 丸谷才一解説、中山宥訳、ランダムハウス講談社、2006年、41-42,65-66,99-103,116,123-125,184,197-200,222-233,244-248,261-284,316頁。ISBN 978-4-270-10028-8
  6. ^ 田口有史「選手のタイプを峻別する方法」、『月刊スラッガー No.68 , 2003年12月号』、日本スポーツ企画出版社、37頁。
  7. ^ a b 宇佐美徹也監修「公式記録の計算ルール - 出塁率」、『プロ野球全記録 2003年版』、実業之日本社、2003年、364頁、ISBN 4-408-61599-4
  8. ^ Jeff passan/Yahoo!sports,阿部寛子翻訳「best player lanking 2009/of - 5 tool player /真の5ツール・プレーヤーはどこに」、『月刊スラッガー No.134 , 2009年6月号』、日本スポーツ企画出版社、12-15頁。
  9. ^ 田端到 『図解 プロ野球 「新・勝利の方程式」 ― 「送りバント」と「守備力」が優勝を決める』 講談社、2007年、245-248頁。ISBN 978-4-06-281090-6


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