ISO 9000シリーズ

デジタル大辞泉

イソ‐きゅうせんシリーズ〔‐キウセン‐〕【ISO9000シリーズ】

読み方：いそきゅうせんしりーず

ISO（国際標準化機構）により1987年に制定された、QMS（品質マネージメントシステム）に関する一連の国際規格。→ISO14000シリーズ

時事用語のABC

ISO9000シリーズ（あいえすおーきゅーせんしりーず）

ISO9000のシリーズは、ISOの規格のひとつだ。これは、企業製品の製造・販売・出荷などについて、品質管理が適正になされているかどうかを審査登録機関が審査するもので、これに合格すると、ISO9000などの認定が与えられる。

この規格に合格すれば品質管理が国際レベルに達していることが証明され、信用条件の一つになる。特に欧米ではこの認証が取引の上で要求されるため、日本でも輸出関連の企業など、認証取得に力を入れるようになった。

（2000.11.04掲載）

大車林

ISO9000シリーズ

英語 ISO 9000 series

工業製品の国際規格化を目的とする機関ISOが1987年に定めた品質管理および品質保証に関する一連の国際規格。9000から9004までのシリーズがあり、適用に関するガイドラインを規定し、品質保証規格、品質管理指針などを定める。同種の国際規格にはこのほか14000シリーズがあり、日本では14001の「環境マネージメントシステムに関する規格」を取得する企業が増えている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

OR事典

ISO9000シリーズ

読み方：あいえすおーきゅうせんしりーず
【英】：ISO9000 series

1987年に制定された品質管理および品質保証のためのシステムに関する一連の国際規格の総称である. その後, 1994年に第一次改訂が行われ, 現在2000年発行予定の第二次改訂が進んでいる. この規格を規準文書とした第三者機関による品質システム審査登録制度が制定されたことにより, 全世界に広まることとなった. 主な規格は, ISO9001とISO9004で, 前者には外部品質保証のための要求事項が, 後者には内部品質管理のための指針が記述してある.

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ISO9000シリーズ

国際標準化機構（5-(2)-1-11参照）が定める品質管理および品質保証に関する一連の国際規格のことをいいます。1987年に制定され、1994年に改正されています。ISO9000シリーズを認証取得するには、組織（企業等）の事業所ごとに、 品質マネジメントのシステムについて第三者機関の規格にもとづく審査を経て、認証を受ける必要があります。