ICP-MSとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 原子力防災基礎用語 > ICP-MSの意味・解説 

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS;Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry)は、誘導結合プラズマICP大気圧のアルゴンガスに高周波エネルギー与えることによって発生した放電プラズマ)をイオン化源とする質量分析装置で、極めて感度高く微量元素分析高品位装置である。通常溶液試料ネブライザー化して高温(6000K~10000K)のICP 中に導入し試料原子化、さらにイオン化させる。このようにして生成したイオン高真空質量分析装置四重極型が一般的であるが最近は分解能機種がある)に誘引し、目的元素質量分離して定性定量する。 特徴としては、(1)分析可能な元素が多い(約64元素)、(2)高感度であるため検出限界が低い(ppbppt)、(3)検量線直線領域が広い(6~8)、(4)多元同時分析ができる、(5)定性、半定量分析迅速にできる、ことがあげられる

誘導結合プラズマ質量分析

(ICP-MS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/29 19:50 UTC 版)

誘導結合プラズマ質量分析(Inductively coupled plasma - mass spectrometry, ICP-MS)とは、イオン化法として誘導結合プラズマを用いた質量分析法のこと。






「誘導結合プラズマ質量分析」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ICP-MS」の関連用語

ICP-MSのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ICP-MSのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文部科学省文部科学省
Copyright (C) 2024 文部科学省 All rights reserved.
環境防災Nネットホームページ原子力防災基礎用語集
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの誘導結合プラズマ質量分析 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS