エッチ‐ディー‐ピー‐イー【HDPE】
HDPE
高密度ポリエチレン。原料のエチレンガスを、常圧から100気圧の中低圧下で重合すると高密度の軽い(水に浮く)ポリエチレンができる。高圧法の低密度ポリエチレンに比べて硬く、耐熱性、強度など優れているが耐衝撃性や加工性は劣る。日常品(バケツ、洗面器など)、パイプ、マッドガード、燃料タンクなどに採用。
高密度ポリエチレン
(HDPE から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 16:55 UTC 版)
高密度ポリエチレン(こうみつどポリエチレン、英: High-density polyethylene、HDPEまたはPE-HD)は、繰り返し単位のエチレンが分岐をほとんど持たず直鎖状に結合した、結晶性の熱可塑性樹脂に属する合成樹脂。他のポリエチレン(PE)と比較し硬い性質から硬質ポリエチレン、製法から中低圧法ポリエチレンとも呼ばれる。旧JIS K6748:1995において高密度ポリエチレンとは密度0.942以上のポリエチレンと定義されている。樹脂識別コードは2。
- 1 高密度ポリエチレンとは
- 2 高密度ポリエチレンの概要
- 3 改質
- 4 出典
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