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GO-ON
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/22 15:25 UTC 版)
| GO-ON | ||||
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| UVERworld の シングル | ||||
| 収録アルバム | 『LAST』 (#1,#2) | |||
| B面 | the truth マダラ蝶 |
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| リリース | 2009年8月5日 | |||
| 規格 | マキシシングル 12cmDVD(初回生産限定盤) |
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| ジャンル | ロック オルタナティブ・ロック ミクスチャー・ロック ポップ・ロック |
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| 時間 | 12分35秒 | |||
| レーベル | gr8!records (SME) | |||
| 作詞・作曲 | TAKUYA∞ 彰 |
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| プロデュース | UVERworld 平出悟 |
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| チャート最高順位 | ||||
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| UVERworld シングル 年表 | ||||
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「GO-ON」(ゴウオン)は、UVERworldの13作目のシングル。2009年8月5日にgr8!recordsから発売された。
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解説
今作が2009年初シングルであり、4thアルバム『AwakEVE』が発売されてから7ヶ月ぶり、シングルだけでも12thシングル「儚くも永久のカナシ」が発売されてから9ヶ月と、本来よりも遅いペースでのシングル発売となった。
今作のジャケットは6thシングル「君の好きなうた」から4thアルバム『AwakEVE』まで続いていたアーティスト写真ジャケットではなく、UVERworldのマークをジャケットの中心に配置したジャケットとなった。
初動売上は、タイアップは付いているものの深夜ドラマのためタイアップ効果はあまり無く、ノンタイアップに近い状態でのリリースにも関わらず、前々作のノンタイアップシングル「恋いしくて」より僅か1000枚程度だが微増した。また、8thシングル「シャカビーチ〜Laka Laka La〜」以来のテレビ出演皆無となった。
キャッチコピーは、『選択肢は∞。つかむ未来は、一つだけ。』
収録内容
- CD
- GO-ON
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- 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 彰 / 編曲:UVERworld , 平出悟
- 日本テレビ系テレビドラマ『Dr.HOUSE (第1シーズン)』第2期エンディングテーマ。UVERworldの音楽に対する想いの普遍的な部分を表現した曲。タイトルの「GO-ON」を漢字にすると『轟音』ではなく『豪音』である。この曲は、キャッチコピーにもある通り主に「人生の選択肢」についてや、UVERworldの基本的な信念について歌われている。また、TAKUYA∞曰く「メンバーの気持ちも代弁した歌詞」。PVはメッセージ性の強い作品になっていて人それぞれによって色々な感じ方をして欲しい、と本人たちは語っている。TAKUYA∞が自分自身と対峙する場面があるが、あれは合成ではなく、限り無くTAKUYA∞に姿を似せたダイモンというモデルである。ダンサーが身に着けている動物の着ぐるみのデザインは、コスチュームデザイン、また芸術家の日比野克彦の妻であるひびのこづえ。歌詞中に東京メトロ国会議事堂前駅が出てくる。冒頭の女性の声は、4thスタジオ・アルバム『AwakEVE』の収録曲「アイ・アム Riri」のコーラスに参加しているasamiである。
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- the truth
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- 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 彰 / 編曲:UVERworld , 平出悟
- 曲名通り、社会から音楽まで世の中における「真実」を歌った曲。サブタイトルは「真実は人を傷つける」。
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- マダラ蝶
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- 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
- この曲は、女性目線の別れの歌であり、歌詞に登場する女性はTAKUYA∞の姉がモチーフになっている。
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通常盤(初回仕様)
- UVERworld特製ステッカー(四種類のうち1枚)
初回生産限定盤
- DVD
- UVERworld Classics vol.1 PRIME 〜The Jump Clips〜
- 8thシングル「シャカビーチ〜Laka Laka La〜」初回生産限定盤DVDの「UVERworld“JUMP CLIPS”」と同様に、UVERworldのライブやPVで、演奏中にメンバーがジャンプしている様子を編集した映像である。今回、映像に使われている曲は、映像のタイトル通り「PRIME」である。ちなみにこの「PRIME」は2thシングル「CHANCE!」のカップリング曲である。
- UVERworld 2009 予告編
- UVERworldの2009年の予告映像。この映像には、2009年9月30日に発売のライブDVD『AwakEVE TOUR '09』の発売予告があった。また、このシングルが発売された当時はタイトル未定だったものの、次作の14thシングル「哀しみはきっと」の発売も予告されていた。
付属品
- UVERworld特製ステッカー(四種類のうち1枚)
収録アルバム
- GO-ON
- 5thスタジオ・アルバム『LAST』にアルバムバージョンとして「GO-ON (2nd-mix)」を収録。
- the truth
- 5thスタジオ・アルバム『LAST』
- マダラ蝶
- なし
関連項目
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Go on
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/01 09:49 UTC 版)
Go on(ゴー・オン)は、京都府で放送されていたローカル番組。KBS京都テレビと関西テレビ☆京都チャンネルの共同制作番組だった。
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概要
正式名称はIntercollegiate TV – Go on。コンセプトは、「学生の、学生による、学生のための番組」(後に、「学生の、学生による、みんなのための番組」に変更)。毎回最後は、西村和彦による「Go on!」という掛け声に対し、その回で最も活躍した学生が「Goes on!」と返して締めくくる。
地元京都・関西の情報を発信していこうという趣旨の番組で、京都府内を中心に関西各地の大学の学生たちが学校の枠を越えて参加する。この番組の最も特徴的な点は、番組の企画・立案・製作の全てを学生たちに任せて行われるというところであり、いわば産学協働のテレビ番組といえる。 しかし視聴率の低迷と局内の予算削減などにより、KBS京都2008年9月29日放送分で番組終了。
その後一度だけ、最終回に向けて取り組む学生スタッフたちを描いた特番が放送された。
放送時間(終了時のデータ)
KBS京都では毎週月曜23時~23時55分。京都チャンネルでは金曜深夜(=土曜未明)の1時~1時55分、土曜23時~23時55分、日曜12時~12時55分および20時~20時55分。
司会
メインは地元京都出身の俳優、西村和彦。これにパートナーの女性タレント(下記参照)とKBS京都アナウンサーの平野智美が加わり番組を盛り立てる。
パートナー役を務めた歴代女性タレント
- 初代(2003年4月~9月)熊田曜子
- 2代目(2003年10月~2004年9月)夏川純
- 3代目(2004年10月~2005年3月)海江田純子
- (この間、池田ゆか里、南波糸江が卒業生としてMCを担当)
- 4代目(2005年7月?~2006年3月)小林由梨奈
- 5代目(2006年4月~2007年9月)南波糸江
- 6代目(2007年9月~2008年9月)西崎華
番組スタッフ
全員が大学生、大学院生であり、短期大学生や専門学校生もこれに含まれる。他に「大人スタッフ」と呼ばれる、KBS京都や関西テレビの人間が加わる。
なかには、兄弟で参加する学生スタッフもいた。学生スタッフは出演側と制作側に特化して活動する。しかし、編集スタッフの中には、没頭するあまり留年してしまう学生が増えてしまった。
学生の参加は自由で、簡単な面接が1回ある。賃金は発生しない(経費は支給)。そのため、中心的な役割を担う学生を除き、スタッフの入れ替わりは激しい。スタッフになると、KBS社内への入館証にもなる「スタッフパス」が発行される。また、一部には名刺を与えられるスタッフもいる。これは、テレビを志す学生にとっても、低予算で特色ある番組を作りたいテレビ局側にとっても都合の良いシステムである。
学生は参加時期や期間に関わらず、大学卒業時に在籍していると独自に「卒業生」として認定される。認定されると、KBS京都社内にいつでも帰ってこられるという「卒業生パス」と、記念のVTRが贈られた。
一方、一瞬だけ在籍したスタッフはもとより、ある程度の期間参加していたスタッフでも卒業時期に在籍していないと「卒業生」としては扱われず、いわば「退学」のような扱いになる。ただし、「退学」という制度そのものが存在するわけではない。
また、「退学」した学生の理由の多くは、「組織に馴染めない」、「(遠方からのため)通うのがきつい」「他にやりたいことが見つかった」「留学する」など、一般的な学生サークルによくありがちなものである。
以下に記す和田光太郎や竹内優美のように他社のアナウンサーに内定し、その後画面に登場しなくなった例はあるが、この場合は「卒業」や「退学」ではなく「出身者」などと呼称されている。
※過去のVTRを放送する時にこれらの元スタッフが名前入りで登場する時があったほか、最終回ではエンドロールで全スタッフの名前が50音順で紹介された。
主な企画
荒削りだが、熱意のある企画が多かった。※太字は長期間にわたり継続して放送された企画。
- Music Go on… 新作リリース楽曲を紹介するもの。直接インタビューもある。
- Movies Go on… 学生が試写会に参加し、新作映画を紹介するもの。出演者インタビュー(海外俳優を含む)もある。
- 親子の対話… 実家にハンディーカメラを持ち込み、親や学生のことを聞いてくるというもの。家族関係や人となりがみえた。(南波や鈴木の実家も放映)
- ガクショク(学生の食卓)… 学生の提唱する料理を紹介するもの。
- 学生ニュース… 近畿圏大学野球戦や近畿の大学に関する事項をニュース形式で紹介するもの。
- バブルガム選手権… 膨らませたガム風船を破裂させた時の長さを測るというもの。のちの大反省会につながる、ある意味で伝説の企画となった。
- 大反省会… 前述のバブルガム選手権の失敗を受けて、一人の学生を中心として収録後に実施したものを放送。番組のターニングポイントとして扱われる。
- ダイエット京都案内… ダイエットのために京都市内をウォーキングしながら紹介するもの、前後に体重を計測する。
- あなたの願い叶えたろか企画…卒業していく学生に最後の願望を叶えるもの。
- 青春18切符… 青春18切符を使って全国の大学を巡るすごろく企画、夏休みを利用して実施された。
- 恋愛短歌… 最後の大型企画。地味だが盛り上がった。
- 本棚行進曲… 学生の所有する本棚(本)を紹介し、本を通して人となりを見ようというもの。
- 熱血!橋本塾… 塾形式でクイズを行うというもの。
- 純情!津田塾… 熱血!橋本塾の後継企画。化学の実験を通してクイズを行うもの。
- 恋愛相談部… 松田優作の変装をし、恋愛相談を行うというもの。
- 宇宙人企画… ペットボトルのロケットで宇宙までメッセージを届けようというもの。勿論のこと、届くわけなかった。
- 特派員制度… 他地方の学生からVTRを送ってもらい放送を通して交流するもの。学生スタッフが留学先からVTRを送ってくるだけで、結局企画倒れに終わった。
- 学ナビ… 大学に出向き、学食を紹介するもの。
- 座布団ピック… アテネオリンピックに因んでの企画、座布団を使って競技をするもの。「座布団5メートル走」、「座布団投げ」、「座布団重量挙げ」を行った。
スタジオ
番組の収録は原則として京都市にあるKBS京都テレビのBスタジオ。当初はKBSホールを使って毎回公開収録が行われていた。
夏休み時期を中心に1年に数回、全編外ロケになった。多くは、バスで京都府北部や滋賀県方面に向かい、川原や関西テレビの保養所などでロケが行われた。
番組出身者
番組出身者で、著名、もしくはテレビなどに継続して出演している人物は以下の通り。ただし、必ずしも「卒業生」とは限らない。
- 和田光太郎…NHKアナウンサー。2006年3月、立命館大学卒業。着信御礼!ケータイ大喜利などを担当。
- 竹内優美…テレビ大阪アナウンサー。2006年3月、立命館大学卒業。
- 南波糸江…タレント。2006年3月、立命館大学卒業。オスカープロモーションを経て現在は共同テレビジョンに在籍。
- 逸身良太…タレント。2006年3月、大谷大学卒業。マリン・ザ・ボイス在籍。主にブライダルMC、イベントMCなどを担当。
- 鈴木菜々…タレント。2008年3月、京都ノートルダム女子大学卒業。ウェザーニュース東北版などを担当。
なお、この他にもテレビディレクター、芸人、フリー司会者、芸能事務所のマネージャー、新聞記者、さらには放送作家、広告代理店営業として活躍する卒業生もいるなど、短期間にマスコミ業界へ多数の人材を輩出した。
その他
西村和彦とGo on
メインMCである西村和彦にとっては、当番組がターニングポイントとなっているようである。自身が「感情のゴミ箱」という表現をしたように、二枚目俳優としての顔とは違い、三枚目的な素顔も見せている。また、俳優業よりもリラックスしているように感じられ、プライベートの一面も見せている。学生との相乗効果によって西村自身も変化しているように見受けられる。ここで俳優業以外のバラエティー対応術を培い、その後のバラエティー出演急増の足がかりとなった。
『「牡丹と薔薇」撮影潜入レポート』企画の際、大河内奈々子に「ベッドシーンで固まった髪の毛が痛かった。」とのコメントにショックを受け、翌週から絶対変えなかった髪形をナチュラルヘアーへと即座に変更した。
また当番組は、西村と後に西村の次妻となる國重友美が知り合った番組でもある。ちなみに初対面は、國重がゲスト出演した時である。 西村の方が惚れたようで、番組の企画中に学生を連れて國重の個展にも立ち寄るほどの熱の入れ様であった。その後、番組では披露宴の風景も流され、第1子、第2子の懐妊報告もされた。
今でもブログなどで時折「Go on」の名前を出すことがある。
平野智美とGo on
一貫して結婚できない負け犬キャラ(彼氏ナシ)を演じていじられてきたが、その裏で同僚アナウンサー梶原誠と極秘交際していた。 2008年9月29日の最終回(#286)で梶原との結婚が発表され、披露宴の様子が放送された。学生スタッフと西村が出会いから結婚までの再現VTRを作成し、放映した。 (結婚後、同局番組で梶原が出演する「京都!ちゃちゃちゃっ」にドッキリ参加している。)
平野の仕事と親しみやすさに影響を受けアナウンサーを志す者が増えた。代わりに彼女も「学生から忘れていた熱意を貰った」と語っている。
2008年4月から2010年3月まで、元学生スタッフ竹内優美(当時、テレビ大阪アナウンサー)と、関西広域圏地上デジタル放送推進大使として共演していた。
南波糸江とGo on
芸能活動のきっかけとなったこの番組には、同じ大学の友人である和田光太郎(現・NHKアナウンサー)に勧められ入ったとされている。そのためか、当初は和田の企画に出演することが多かった。そのうちの一つ、関西の大学野球伝統の一戦「同立戦」を特集した際には、スタジオで立命館伝統の『バナナダンス』を再現・披露することになる。本来、バナナダンスは立命館大学チアリーディング部のダンスであるが、在籍した立命館慶祥高等学校でチアリーディング部に入っていたことから、企画内では指導役としての登場であった。これが、番組内において南波が一人で前面に立った初めてのシーンであり、このときの様子がKBS社内などでも話題となったことが芸能界進出へと向かう第一歩へとつながった。
「親子の対話」企画等で計3回実家を取材。天然ボケの由来は母親からの遺伝であったことが発覚。家族関係の良さが皆に親しまれる人格形成の元であったことが放送された。
スポンサー
主なスポンサーは、nasic学生情報センター、オムロンなど。 また番組開始当初は、自動車メーカーなど大手企業が多くスポンサーについていた。関西テレビ系の関西テレビ☆京都チャンネルとの共同制作とはいえ、独立U局としては異例である。
外部リンク
Go on …(2009年4月1日付けで閉鎖)
呉音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/06 10:56 UTC 版)
(Go_on から転送)
呉音(ごおん)とは、日本漢字音(音読み)の一つ。奈良時代に遣隋使や留学僧が長安から漢音を学び持ち帰る以前にすでに日本に定着していた漢字音をいう。漢音同様、中国語の中古音の特徴を伝えている。
一般に、呉音は仏教用語をはじめ歴史の古い言葉に多く使われ、漢音にくらべるとやや古めかしい感じのする傾向がある、とされる。 が、そうとばかりは言えない面もある。 慣用的に呉音ばかり使う字(未〔ミ〕、領〔リャウ〕等)、漢音ばかり使う字(健〔ケン〕、軽〔ケイ〕等)も少なくなく、両者は日常的に混用されているものである。
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総説
特徴
呉音は雑多なものを含んでいると考えられ、漢音ほどの整った体系を備えていないが、以下のような特徴がある。
- 頭子音の清濁の対立構造を反映し、清音と濁音を区別している。
- 頭子音(声母)の鼻音 /n/, /m/ については、漢音がダ行、バ行で伝えられたものが多いのに対し、ナ行、マ行のまま伝えられている。
- 末子音(韻尾)、とくに /ŋ/ を表す規則が一定していない。呉音でも -ウ や -イ が添えられることが多いが、公(ク)のように省略されているものもある。双六(スゴロク)のようにガ行音を充てたものもいくらか見受けられる[1]。
- /t/ の末子音を持つ入声には -チ が使われている。漢音では -ツ が使われるところである。
- 切韻の音韻体系のうち、等呼の違いを一等韻にはア段音を使い、二等韻にはエ段音を使うことで区別している。漢音では両者ともア段音として区別していない。
歴史
5, 6世紀に導入され、一般的に中国の南北朝時代、南朝 (中国)のあった長江下流域の発音が直接、あるいは朝鮮半島(百済)経由で伝わったと言われるが、これは「呉」音という名称や倭の五王が南朝の宋に朝貢したことや朝鮮半島から儒教や仏教など多くの文物を輸入したという歴史的経緯が根拠となるのであろう。しかし、呉音が本当に南方系統の発音かどうかについて、それを実証できるような史料はない。対馬音や百済音といった別名が示すように古代の日本人は呉音は朝鮮半島からきたと考えていた。
呉音は仏教用語や律令用語でよく使われ、漢音導入後も駆逐されず、現在にいたるまで漢音と併用して使われている。なお『古事記』の万葉仮名には呉音が使われている。
呼称について
呉音しか読音がない時代には名称などなく、後に漢音が導入されて以降につけられた名称である。かなり定着していたことから古くは和音(やまとごえ・わおん)と呼ばれ、平安時代中期以降、呉音と呼ばれるようになったが、これらの語は漢音の普及を推進する側からの蔑称であったらしい。中国の唐代、首都長安ではその地域の音を秦音と呼び、それ以外の地域の音、特に長江以南の音を「呉音」とか「呉楚之音」と呼んでいた。帰国した留学生たちが、これにもとづいて長安の音を正統とし、日本に以前から定着していた音を呉音と呼んだものと考えられる。
また対馬音(つしまごえ・つしまおん)・百済音(くだらごえ・くだらおん)という名称もあるが、欽明天皇の時、百済の尼僧、法明が対馬に来て呉音で維摩経を読んで仏教を伝えたという伝承によるものである。
音のあいまいさについて
常用字でない漢字音について、漢音はその認定が中国の韻書などの反切資料を中心に行われるのに対して、呉音は日本に古くから伝わる仏典資料や律令などの歴史的史料が中心になるため、その認定が難しい部分があり、各漢和字典ごとに異なっている場合が多い。
例
漢音と呉音の異なる字のうち、ほんの一例を以下に掲載する。対応が把握しやすいように歴史的仮名遣いを使って表示した。 前述のとおり、呉音にはあいまいな部分もあり、以下の例も、これが絶対というものではない。
“分類”は厳密さに欠けるものではあるが、参考までに添えた。 「漢音 / 呉音」の形で示している。 * は「いろいろ」というほどの意味。
頭子音のみ異なる例
| 分類 | 清音 / 濁音 | 濁音 / 鼻音 | zi- / ni- および zy- / ny- | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 例字 | 神 | 大 | 土 | 地 | 分 | 仏 | 男 | 女 | 万 | 美 | 無 | 二児 | 人刃 | 日 | 如 | 若 | ||
| 漢音 | しん | たい | と | ち ti | ふん | ふつ | だん | ぢょ dyo | ばん | び | ぶ | じ | じん | じつ | じょ zyo | じゃく | ||
| 呉音 | じん | だい | ど | ぢ di | ぶん | ぶつ | なん | にょ | まん | み | む | に | にん | にち | にょ | にゃく | ||
| 備考 | d- / n- | b- / m- | 普通話 r-, er に相当 | |||||||||||||||
母音の異なる例
頭子音も同時に異なるものも含む。
| 分類 | * / -e | -ei / -ai | * / -u | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 例字 | 衣 | 気 | 戯 | 愛 | 解 | 会絵 | 快怪 | 外 | 仮家 | 下夏 | 化 | 花 | 西斉 | 体帝 | 米 | 礼 | 素 | 図 | 怒 | 公工口 | 豆頭 | 右有 | 九久 | 留 |
| 漢音 | い | き | ぎ | あい | かい | くゎい kwai | ぐゎい | か | くゎ | せい | てい | べい | れい | そ | と | ど | こう | とう | いう | きう | りう | |||
| 呉音 | え | け | げ | え | げ | ゑ we | け | げ | け | げ | け | げ | さい | たい | まい | らい | す | づ du | ぬ | く | づ | う | く | る |
| 備考 | 牙音・喉音系、すなわちアワ行・カ行・ガ行が中心 | 普通話 -i | ||||||||||||||||||||||
| 分類 | -i- / -o- | -e- / -o- | -a- / -o- | -a- / -ya- | -yoku / -iki | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 例字 | 音隠 | 今金 | 品 | 乙 | 乞 | 遠園 | 建 | 言厳 | 越 | 叛 | 発 | 行 | 客 | 白 | 色拭 | 食 | 直 | 力 |
| 漢音 | いん | きん | ひん | いつ | きつ | ゑん wen | けん | げん | ゑつ | はん | はつ | かう | かく | はく | しょく | ちょく | りょく | |
| 呉音 | おん | こん | ほん | おつ | こつ | をん won | こん | ごん | をち | ほん | ほつ | ぎゃう[2] | きゃく | びゃく | しき | じき | ぢき diki | りき |
| 備考 | 牙音・喉音系が中心 | 入声のみ | ||||||||||||||||
| 分類 | -e- / -ya- | その他 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 例字 | 京経 | 形 | 正生性声省精 | 成静 | 丁挺 | 定 | 兵 | 平病 | 名命明 | 霊 | 役 | 石赤 | 寂 | 暦 | 牛 | 月 | 殺 |
| 漢音 | けい | せい | てい | へい | めい | れい | えき | せき | れき | ぎう | げつ | さつ | |||||
| 呉音 | きゃう | ぎゃう | しゃう | じゃう | ちゃう | ぢゃう | ひゃう | びゃう | みゃう | りゃう | やく | しゃく | じゃく | りゃく | ご | ぐゎつ | せつ |
| 備考 | 普通話 -ing に相当[3] | ||||||||||||||||
脚注
関連項目
固有名詞の分類