GWT
読み方:ジーダブリューティー
GWTとは、大手検索エンジンGoogleが開発した、Javaソフトウェア開発フレームワークの名称である。Ajaxを駆使したアプリケーションを容易に開発できるものとして提供されている。
一般的に、Ajaxを使用したアプリケーションの開発には、ブラウザなどの環境に適合させるための細かな調整作業を必要とする。GWTでは、GWTのコンパイラによってJavaのクラスをWebブラウザがAjaxを表示させるために適したJavaScriptやHTMLのコードに変換することができる。このためフロントエンドの部分をJava言語で記述することが可能になり、開発者はJavaScriptやHTMLの調整を行なう手間を必要とせず、もっぱらJavaによる記述だけでAjaxを駆使したアプリケーションを開発することが可能になる。GoogleのWebサービスであるGoogle MapsやGmailのようなアプリケーションが、GWTによって開発可能になるとされる。
参照リンク
Google Web Toolkit - Build AJAX apps in the Java language - (英文)
Google Web Toolkit
(GWT から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 00:20 UTC 版)
Google Web Toolkit (GWT) は、Javaを使ってウェブ用Ajaxアプリケーションを開発できるオープンソースのJavaソフトウェア開発フレームワークである。Apache License 2.0でライセンスされている[2][3]。
- ^ “The GWT Release Notes”. 2017年7月18日閲覧。
- ^ “Google Web Toolkit License Information”. Google (2007年2月23日). 2007年9月25日閲覧。
- ^ “[GWT] Terms GWT License GWT Name Use Policy Privacy”. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “Google Web Toolkit Release Archive”. Google. 2007年9月25日閲覧。
- ^ a b c Olson, Steven Douglas (2007年). Ajax on Java. O'Reilly. pp. 183. ISBN 978-0596101879
- ^ a b c d Perry, Bruce W (2007年). Google Web Toolkit for Ajax. O'Reilly Short Cuts. O'Reilly. pp. 1-5. ISBN 978-0596510220
- ^ “Widgets Gallery”. Google. 2007年9月25日閲覧。
- 1 Google Web Toolkitとは
- 2 Google Web Toolkitの概要
- 3 機能
- 4 関連項目
- GWTのページへのリンク