Ferromagnetismとは? わかりやすく解説

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フェロ磁性

【英】:Ferromagnetism

物質中の磁気モーメント交換相互作用によって平行に配向している磁気的性質このような磁気的性質を示す物質をフェロ磁性体という。磁気モーメントが平行配向する結果として自発磁化を持つが、磁区構造をとるため通常初期状態では磁化ゼロである。狭義では強磁性というとフェロ磁性を指すこともある。キュリー温度達すると熱振動によってモーメント揃えていられなくなり常磁性転移する

強磁性

(Ferromagnetism から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 14:43 UTC 版)

強磁性 (きょうじせい、: ferromagnetism) とは、隣り合うスピンが同一の方向を向いて整列し、全体として大きな磁気モーメントを持つ物質の磁性を指す。そのため、物質は外部磁場が無くても自発磁化を持つことが出来る。室温で強磁性を示す単体の物質は少なく、コバルトニッケルガドリニウム(18℃以下)である。また、ミネソタ大学で正方晶ルテニウムが常温で強磁性を示すことを実験的に確認している(ルテニウムは通常は六方最密充填構造を取る)。


  1. ^ ラテン語ferrumが語源。


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