ブナ
北海道南部から本州、四国、九州に分布します。同属の樹種にイヌブナ:F.japonicaがあり、本州、四国、九州に分布しています。かってブナ類は良質材とはされていませんでしたが、蓄積が多いことから、利用技術の開発が精力的に進められた結果、蓄積は非常に少なくなり、現在ではかつて、ブナに頼っていた家具工業はその代替材をさがすことに努めています。 ■木材 ■用途 |
ぶな (山毛欅)
樕椈
橅
橅木
橅栗
付奈乃木
山毛欅
掬
本橅
白橅
稜栗
稜胡桃
蕎麦胡桃
ブナ
(Fagus crenata から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 01:26 UTC 版)
ブナ(橅[4]・山毛欅[5]・椈[6]、学名: Fagus crenata)は、ブナ科ブナ属の落葉高木[7][8]。樹皮の色から、別名シロブナともよばれる[9]。落葉広葉樹で、温帯性落葉広葉樹林の主要構成種、日本の温帯林を代表する樹木[8]。
- ^ a b c d e f g 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Fagus crenata Blume ブナ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年11月11日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Fagus crenata Blume f. grandifolia (Nakai) Hayashi ブナ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月22日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Fagus undulata (Blume) Buerger ex Miq. ブナ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 田中潔 2011, p. 41.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 篠原準八 2008, p. 101.
- ^ a b c d 林将之 2008, p. 18.
- ^ a b c d e f 林 (2011)、133-135頁
- ^ a b c d e f g h i j 菱山 (2011)、58-59頁
- ^ a b c d e 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 234.
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 100.
- ^ a b 亀田龍吉 2014, p. 114.
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 104.
- ^ しばしば登場する種小名の意味
- ^ 辻井達一 1995, p. 101.
- ^ (企画編集)千葉県農林総合研究センター森林研究所 編『里山活動によるちばの森づくり 広葉樹林の管理』(PDF) 6巻、千葉県農林水産部森林課〈里山公開講座〉、2010年2月 。 - こちらのリンク先より閲覧可能。
- ^ 全国ブナ林フォーラム開催のお知らせと参加者の募集について只見町(2019年3月13日閲覧)。
- ^ a b c d e f 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 149
- ^ 亀田龍吉 2014, p. 115.
- ^ 苅住昇「ブナ(シロブナ)」『最新 樹木根系図説 各論』p296-p297 誠文堂 2010年
- ^ 大関義男・渡辺成雄・庭野昭二 (1984) 新潟県下の豪雪地帯における5樹種の育成比較. 雪氷46(1), p.27-29. doi:10.5331/seppyo.46.27
- ^ 酒井昭 (1977) 植物の積雪に対する適応. 低温科学生物編34, p.47-78. hdl:2115/17828
- ^ 四手井綱英 (1956) 裏日本の亞高山地帯の一部に針葉樹林帯の欠除する原因についての一つの考えかた. 日本林学会誌38(9), p.356-358. doi:10.11519/jjfs1953.38.9_356
- ^ 石沢進 (1985) 植物の分布と積雪―新潟県およびその周辺地域について―. 芝草研究14(1), p.10-23. doi:10.11275/turfgrass1972.14.10
- ^ 中静透 (2003) 冷温帯林の背腹性と中間温帯論. 植生史研究11(2), p.39-43. doi:10.34596/hisbot.11.2_39
- ^ 加藤真「虫こぶの話」(『週刊朝日百科植物の世界』62、1995年6月25日、朝日新聞社)、6の63頁。
- ^ a b c ヨアヒム・ラートカウ『木材と文明:ヨーロッパは木材の文明だった。』山縣光晶訳 築地書館 2013 ISBN 9784806714699 pp.42-44.
- ^ 辻井達一 1995, p. 103.
- ^ 「ブナ材が枕木に 防腐剤の注入で十年はもつ」『日本経済新聞』昭和25年12月8日
- ^ 四柳嘉章『漆の文化史』(岩波書店、2009年、ISBN 978-4-00-431223-9)120頁。
- ^ “国指定文化財等データベース”. 文化庁. 2013年11月11日閲覧。
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