FM TOWNSとは?

FM TOWNS

FM TOWNS

1989年平成元年)、世界初めて、パソコン本体CD-ROMドライブ標準搭載したのがFM TOWNSです。CD1従来フロッピディスク540分の情報扱えるようになり、音楽画像プログラム同時に扱う32ビットパソコンとして話題になりました。


FM TOWNS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/13 20:14 UTC 版)

FM TOWNS(エフエムタウンズ)とは、パソコン御三家の1つといわれていた富士通1989年2月28日に発表したアーキテクチャパーソナルコンピュータである。




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  1. ^ レーザーを発明したノーベル賞受賞者のチャールズ・タウンズ (C.H.Townes) 博士に由来する。
  2. ^ 企業名は不明。
  3. ^ パソコン以外ではFM TOWNS以前にPCエンジンCD-ROM2OASYSでの採用例がある。また、オプション装備としての導入なら、Apple CDscが1987年に発売されたMacintoshの方が2年早い。
  4. ^ 当時FMR-50型番の機種には80386搭載機種はなかったため、実機ができるまでの開発環境はFMR-70+専用AVボード+専用DOS-Extenderであった
  5. ^ MartyとSNを除くTOWNS/TOWNS II全機種でI/O用PCカードは使用不可。
  6. ^ 後にX68000版がマイコンソフトから発売され、店頭デモなどでよく比較された。画面処理能力の関係から画面の再現性ではFM TOWNS版が上回っていたが、ゲームとしての本質的な再現度では画面の再現性を幾分犠牲にしてでもプレイアビリティを重視したコーディングが行われたX68000版の方が格段に完成度が高かった。
  7. ^ 本体色がグレーのモデルは1倍速ドライブを搭載していた。
  8. ^ 正確にはそれぞれ3ウェイト、6ウェイト。しかし実際の性能にはあまり影響を与えていないとされる。メモリウェイトはI/Oの隠し操作で少なくできるようになっていた。
  9. ^ MS-DOSはFMR-50のテキスト画面のハードウェアをエミュレーションすることによりグラフィック画面にテキストを表示する。なお、この仕様のため、ブートローダーがテキストVRAMを必要とするFMRシリーズ用Windows NTは対応しない。
  10. ^ 最初のバージョンではCD再生に対応していない始末であった。
  11. ^ このような些細な不具合を修正できなかったくらい、初代FM TOWNSはごく短い開発期間で市販に至ったとされる[要出典]
  12. ^ なお、前項で取り上げたタイトル「アフターバーナー」は後に、別物となった続編や、他ソフトと組み合わせた廉価版のパッケージが発売されたものの、オリジナルの改良は最後までなされなかった。
  13. ^ 高速モードではメインメモリアクセス時の0ウエイト動作、VRAMアクセス時の3ウェイト動作を行う。
  14. ^ これはMartyへの布石にもなった。
  15. ^ URはODPには対応していない。
  16. ^ MX/MAでは隠しモードとして搭載。
  17. ^ OSレベルでは非対応。
  18. ^ 後に発売されたFresh・TVではハードディスクベイの右上にリモコン受信口がある
  19. ^ 特にバス周りの転送性能が極めて低く、バスマスタ転送に対応するPCI/ISAカードの中には、NECホームエレクトロニクスのPCFX-GA for DOS/Vのように当該チップセット搭載機種での動作を保証しないケースも少なからず存在した。
  20. ^ 実際にその手法で作られたAthlon搭載のV-TOWNSが存在する。
  21. ^ 本体から独立した386SX CPU+メモリ+グラフィックチップ+サウンドチップなどを搭載する。
  22. ^ 特にFM-16βの開発時に標準OSとして、結果的にアメリカ市場でMS-DOSに大敗を喫したCP/M-86を選択するという判断を行ったことは、同シリーズの寿命を著しく縮めた。PC-9800シリーズの成功には、ROM-BASICマシンからOSマシンへの移行時に、このような大きなミスを犯さなかったことによる所が大きい。
  23. ^ もっとも、PC-8800シリーズやX1シリーズ、それにMSX・MSX2規格といった、1980年代後半の日本でホビーパソコン市場の主流を形成していたZ80搭載各シリーズと異なり、高機能ではあるがコーディングの難しい6809をCPUとして搭載していたFM7/77シリーズは、開発言語の主流がアセンブリ言語であった当時の状況ではデータ格納形式の相違なども含めて移植作業に当たってのプログラマの負担が大きく、8080系CPUを中心に開発しているソフトハウスでは忌避される傾向にあった。後期は相次ぐPC-8800シリーズの高速化や低価格化、ファミコンをはじめとする家庭用ゲーム機の大ヒット、それにX68000の出現などの事情からそのシェアは急速な低下傾向を示し、末期には商業的な市場規模の小ささに見切りをつけた有力ソフトハウス各社による、発売予告のなされたゲームソフト(主に移植作品)の発売中止が相次いだ。
  24. ^ 発売前の雑誌インタビューでは、「コンセプト的には日本のMacを目指しているといってよいでしょう」というスタッフの発言が掲載されていた。
  25. ^ Windows 3.0プリインストール済み。なお、1倍速CD-ROMドライブ標準搭載のmodel 2は本体の定価が828,000円であった。
  26. ^ Pentium(PC-9821Af)やPentium Pro(PC-9821St15)などではインテルによる新CPUの発表と同時に製品が発表されている。
  27. ^ X68000が搭載する68000(より厳密にはそのセカンドソース品の日立製作所HD68HC000)は汎用レジスタが32ビット長であるが、アドレスバスは24ビット幅、データバスは16ビット幅となっており、開発元であるモトローラの定義では16ビットCPUとなる。同社のライバルであったインテルの場合はCPU内部の汎用レジスタ長をもってCPUのビット数として取り扱ったが、モトローラではデータバス幅をもってCPUのビット数を表現した。このため、同じ16ビットパソコンと表記する場合でもインテル製CPU搭載マシンとモトローラ製CPU搭載マシンではその意味合いが異なる場合がある。X68000の場合もインテル流に表記すれば全て32ビットパソコンということになり、データバス幅16ビットの386SXを搭載したFM TOWNSの廉価機はモトローラ流の表記に従えば16ビットパソコンとなる。ここでいう32ビットパソコンとは、データバス幅も32ビット化されたマシン、つまりMC68020やMC68030(およびその派生モデル)を搭載したマシンを指す。
  28. ^ 当時、シャープ内部では、その企業規模の割にはパソコン事業部が独立して2部門もあり、しかもその2つが連携することはほとんど無く、社内の力関係で劣勢に立たされていたのはむしろX68000の開発部隊の方であった。
  29. ^ もっとも、この関係は後に矢継ぎ早のモデルチェンジに耐えられなくなり体力切れとなったFM TOWNSと、それまでの資産や圧倒的なネームバリューを武器にIntelx86系としては最後まで独自アーキテクチャを以って抗い続けたPC-9800シリーズの関係にも似る。シャープのX68000シリーズの開発陣が小人、富士通が巨人ならば、NECはさらにその上を行く巨大怪獣であり、PC/AT互換機陣営はさらにそれすらも飲み込む(盟主たるIBMですら制御不能な群雄割拠状態の)魔界であった。
  30. ^ もっとも、この方式は充分なCPUパワーとバス性能がなければその優位性を発揮することは難しく、また限られたVRAM上にフレームバッファを確保する仕様であって背景画面が使いにくいこともあり、1980年代末の段階で主流であったラインバッファ方式のスプライトを実装するアーケードゲーム基板からのゲーム移植、特にシューティングゲームの移植を困難なものとした。
  31. ^ 256ラインのうち上部2ラインは画面クリアのために予約されている
  32. ^ ただし、未搭載機種では8チャンネル全てを利用し、その上CPUにかなりの負担をかけた。また、ソフトウェアによっては、TOWNSがフリーズしてしまった。
  33. ^ カードの幅は同じだが奥行きサイズが大きい。変換基板によりFMR-50LT用のカードを接続可能。
  34. ^ 1994年秋発売のモデルEA/Freshシリーズ以降はシュリンクD-Sub 15pin
  35. ^ ただし、Martyシリーズにはなく、FMV-TOWNSシリーズではオプション。
  36. ^ 旧バージョンからの更新は期間限定の特別価格で可能であった。
  37. ^ 32ビット実行ファイルの拡張子は.EXP。よく誤解されるが、.EXPはFM TOWNS独自のファイル形式ではない。386|DOS-Extender自体米PharLap Software社が開発したもので、元々はPC/AT互換機用である。
  38. ^ ビングが開発。TBIOSを自社のゲーム向けに最適化・高速化したもの
  39. ^ データウエストの仕様に基づいて富士通がTBIOSを最適化したもの
  40. ^ ただし、TownsOS V2.1L40以降の「MS-DOS V6.2を利用しての起動」を利用しない場合は、OAKの単語登録数に限界があった。これは、単語データをファイルとしてディスクに保存せず、内蔵CMOSに保存しているためである。
  41. ^ 1S,2Sは、発売記念キャンペーンモデルで、本来は別売であるキーボード、MS-DOS3.1、TownsPAINTが添付されていた。
  42. ^ 名称変更の理由は「フリーウェア」が商標登録されたためと言われている。
  1. ^ 『Oh!FM TOWNS』1996年2月号 p.110には、両方の説が取り上げられている。
  2. ^ 『Oh!FM TOWNS』1994年4月号 p.161
  3. ^ 『Oh!FM TOWNS』1996年2月号 pp.108-109
  4. ^ 大谷和利 「モトローラCPUを巡るパソコン史 68000光と影」『THE COMPUTER 1988年8月号』、日本ソフトバンク、1988年、pp.72-78
  5. ^ 『Oh!FM TOWNS』1994年5月号(表記上は「5・6月合併号」)p.28
  6. ^ FM TOWNSにも、Windows 95が登場”. PC Watch (1996年6月10日). 2012年5月6日閲覧。
  7. ^ 『Oh!FM TOWNS』1994年5月号 p.27
  8. ^ 日経産業新聞』1989年7月19日付
  9. ^ 日経流通新聞』1989年11月28日付
  10. ^ 『Oh!FM TOWNS』1994年5月号 p.27
  11. ^ 『Oh!FM TOWNS』1994年5月号 p.30
  12. ^ 『Oh!FM TOWNS』1992年6月号 p.174
  13. ^ 『日経産業新聞』1993年2月26日付
  14. ^ 『日経流通新聞』1993年5月1日付
  15. ^ 清水欣一『富士通のマルチメディア・ビジネス』オーエス出版社、1995年5月15日第1刷、1997年3月15日第4刷、ISBN 4-87190-415-6、127頁。
  16. ^ 新製品「FMV-TOWNS」発表”. 2014年3月3日閲覧。







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