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FCGビル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/04 07:00 UTC 版)
(V10スタジオ から転送)
| FCGビル | |
|---|---|
| 情報 | |
| 用途 | 事務所、スタジオ |
| 設計者 | 丹下健三・都市・建築研究所 |
| 施工 | 鹿島建設 |
| 建築主 | 株式会社フジテレビジョン(現・フジ・メディア・ホールディングス) |
| 管理運営 | フジテレビジョン |
| 敷地面積 | 21,102.220 m2 |
| 延床面積 | 141,825.438 m2 |
| 階数 | 地上25階、地下2階、塔屋1階 |
| 高さ | 123 m |
| 竣工 | 1997年3月 |
| 開館開所 | 1997年4月 |
| 所在地 | 〒137-8088 東京都港区台場二丁目4-8 |
| 位置 | 北緯35度37分37秒 東経139度46分28秒座標: 北緯35度37分37秒 東経139度46分28秒 |
FCGビル(エフシージービル)は東京都港区お台場にあるビル。1996年竣工。設計は丹下健三・都市・建築研究所。株式会社フジ・メディア・ホールディングスが保有し、フジテレビジョンをはじめとするフジサンケイグループ (Fujisankei Communications Group) の企業が本社・スタジオ等を置いている。「フジテレビ本社ビル」とも呼ばれる。
目次 |
概要
丹下健三が手掛けた巨大プロジェクトの中で生前最後に直接指揮をとった建築物。外観で最も際立つのは2棟のビルの間にそびえる球体(球体展望台・愛称「はちたま」)で、フジテレビの「目玉マーク」を想起させる。球体展望台のほか、見学コースがあり、放送局の内部やV3スタジオを窓越しに見学することが出来るが、カーテンで遮断されることもある。フジテレビが臨海副都心への移転に至った経緯はフジテレビジョン#フジテレビお台場移転の経緯を参照。
レム・コールハースが建設中のFCGビルについて、磯崎新に「あそこに君の都庁が建っているじゃないか。コンペには負けたんじゃなかったのかい?」と勘違いともジョークとも捉えられるコメントを残している。東京都庁舎コンペに招待された磯崎は「錯綜体」案を提案し、結果としてコンペは磯崎の師匠である丹下が勝利を収めたという過去がある[1]。
巨匠・丹下の英知が込められたビルではあったが、2011年3月11日の東日本大震災では震度5強の強震に見舞われ、元々埋立地で地盤が弱い事もあってか東京都内の放送局の中では比較的大きな被害を受けた。事務フロアの天井板が落ちたり、報道局内や周辺の階段の壁に大きな亀裂が発生する等の様子が放映されている。球体展望台「はちたま」については余震や誘発地震が続いたこともあり、6月3日まで営業を休止した(一般入場者の立ち入り禁止)。このため5月下旬から深夜帯を中心に6月4日からの営業再開の告知CM(「球体展望台はちたま 6月4日(土)復活!!」)が放映された。
スタジオ
- V1スタジオ(3階 100坪)
- 情報プレゼンター とくダネ!(朝のワイドショー)、BSフジLIVE PRIME NEWS(BSフジ)、特番さんま・中居の今夜も眠れないで使用。
- 過去には昼のワイドショー(2000年3月まで)、深夜のトーク番組、土曜昼前の情報番組に使用。
- V2スタジオ(3階 150坪)
- Mr.サンデー(日曜夜22時の情報番組)などで使用
- V3スタジオ(3階 120坪)
- ライオンのごきげんようやとんねるずのみなさんのおかげでした、特番明石家さんまのフジテレビ大反省会などで使用。
- スタジオアルタ改修工事に伴って笑っていいとも!がV3スタジオを使用したことがある(2005年6月27日から7月22日まで)。
- V4スタジオ(3階 300坪)- 大型多目的スタジオ。
- 本社ビルでは最大の広さを誇り、河田町時代の第6スタジオ同様にFNSの日や新春かくし芸大会等の特別番組に使用される。
- 主な特別番組として笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル、初詣!爆笑ヒットパレード、SMAP×SMAP、中居正広の(生)スーパードラマフェスティバル、HEY!HEY!HEY!、ものまね王座決定戦及びものまね紅白、そして台場移転記念特番のザッツお台場エンターテイメント!が挙げられる。
- お笑いホープ大賞2008年の準決勝および決勝、R-1ぐらんぷり2009年の決勝会場として使用。
- また、移転最初に収録したドラマ作品、踊る大捜査線のメインスタジオでもある。
- とんねるずのみなさんのおかげでしたやめちゃ²イケてるッ!、MUSIC FAIR 21、クイズ!ヘキサゴンなどレギュラー番組でも使用する。
- V5スタジオ(3階 210坪)
- V6スタジオ(6階 100坪)
- 歴代の平日10時台(2011年時点は知りたがり!)や新報道2001、DAIBAッテキ!!などで使用。
- V7スタジオ(6階 70坪) - 主にBSフジの番組に使用。
- V8スタジオ(メディアタワー9階 90坪) - スポーツニュース専用スタジオ。
- V9スタジオ(メディアタワー12階 100坪)- ニュース専用スタジオ。
- めざましテレビ、FNNスーパーニュースおよびニュースJAPANのセットが常設。番組セットは、「めざまし」と「ニュースJAPAN」は報道センターと向き合う形にある。それ以外は報道センターを背にして放送。
- V10スタジオ(メディアタワー14階 17坪)
- 平日早朝の番組(めざにゅ〜)やフジテレビワンツーネクスト(CS放送)オリジナル番組などで使用。
- VGスタジオ(メディアタワー18階)
- 主にフジテレビワンツーネクストのオリジナル番組で使用。
スタジオ内にあるテレビカメラは、全てハイビジョン対応(1997年3月10日の運用開始当初から4:3と16:9に切り替え可能な多目的カメラを使用)。しかし、サブ周りの機器は一部河田町からの移設やSD対応機材だったため、その「HD非対応」スタジオについては段階的にHD対応に移行させている。
報道センターにはBSフジNEWS専用のブースを併設。渡り廊下からも放送している。そして緊急報道の際にはセンター内にある円卓テーブルから放送する。V9スタジオが隣接しており、可動壁を取り除いて、報道センターと一体化させることができる。臨時ニュースがある場合、デジタル放送では設備の関係上ハイビジョンでなく、アナログ放送と同様4:3SD画質で放送される場合がある。
カメラなどスタジオ機材には「(目玉マーク)フジテレビ」のロゴがプリントされているが、報道専用のV9スタジオのみ「FNN」ロゴがプリントされている(河田町本社時代も同様)。
フジテレビでは、FCGビル(台場本社)近くの青海に湾岸スタジオがあり、8つのテレビスタジオのなかにはV4スタジオ以上の面積がある。本社とは光ケーブルで相互接続され生放送にも対応する等、台場本社とほぼ同じ環境であり、ドラマやバラエティー番組がFCGビルや東京メディアシティから湾岸スタジオに移転している。
FCGビルは、V2からV4まで見学コース「プロムナード」から見学が出来る(カーテンによる遮断が可能)。見学コースの展望台で収録を行うことがあり、公開エリアと制作エリアが完全には分離されていない。
V4スタジオ補足情報
- フジテレビで夏休みに開催されていた「お台場冒険王」のイベントの中にあった「めちゃ²イケてるッ!」のブース内で販売されていたメンバーの数取団風の免許証の本籍内にも“V4スタジオ”と書かれている。
- このスタジオでは様々なスポーツが出来る。
- ボクシングは2004年の「FNS27時間テレビ めちゃ²オキてるッ!」で行われた岡村隆史vs具志堅用高ドリームマッチ
- アーチェリーは「笑っていいとも!春・秋の祭典」の1コーナー、「いいとも!アーチェリー」(2004秋~2006秋・2007秋以降)
- ボウリングは「笑っていいとも!新春祭」の1コーナー、「ボウリング1ピン倒し」(2004年から)
- ドッジボールは2005年の「FNSの日」の中で開催した「社長を守れ!サラリーマンドッジボール 準々決勝」
- アームレスリングは2005年の「FNSの日」の中で開催した「社長アームレスリング 準決勝&決勝戦」
- ビーチフラッグスは2006年の「FNSの日」の中で開催した「芸人ビーチフラッグス」
- ビーチバレーボールはジャンクSPORTSのスペシャルで放送する「浜田VS浅尾&西堀・ビーチバレー対決」
- バスケット・フリースローはお台場元年の1997年の「FNSの日」の中で開催した「全国フリースロー選手権大会」
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- ^ 平松剛『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ』458ページ 2008年文藝春秋 ISBN 978-4-16-3702902