F2キットカー
F2カップに参戦を表明した自動車メーカーが、F2レギュレーションに合わせたチューニングパーツをキット販売したマシン。グループA規定に比べ大幅な改造が許される。改造パーツはキットと呼ばれて、年間20台分生産すればよいことになっている。キットカーで特徴的なのは、ベース車に比べて大きく張り出したフェンダーで、外観からもひと目でそれとわかる。
フォーミュラ2 (ラリー)
(F2キットカー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 07:12 UTC 版)
フォーミュラ2(Formula 2、F2)は、1993年~2000年前後まで使用された、FIAの定めるラリーカー規定の一つ。
注釈
- ^ 同時期はFISAがFIAに吸収され、ジャン=マリー・バレストルからマックス・モズレーへ会長が交代したレース業界の革新期でもあった。F2並びにキットカーも、モズレーの推進によるものである。同じ年に施行された規定として、ツーリングカーのクラス1・クラス2がある
- ^ 元々は前輪駆動に限定されていたが、1994年ころには「二輪駆動」に変更されていた
- ^ 文献によっては30セット以上とも。
- ^ 市販車では306とプラットフォームを共有し、F2でも同じエンジンを用いる。ただし同じビルの両端に同居するプジョー・スポールとは技術的交流はないという
- ^ シトロエンとしては初のWRC総合優勝である。また前輪駆動車がWRCで総合優勝するのは1979年2月のスウェディッシュ・ラリーでスティグ・ブロンクビストの駆るサーブ・99ターボ以来、実に20年ぶりであった。
- ^ クサラは280馬力を公称していたが、実際には320馬力は出ていたとされている
- ^ シュコダは当時の他メーカーと異なり、1つのワークスチームを転戦させる手法を取った。またフェイバリットは1989年頃から用いているもので、車両の習熟度が高かった。最終戦オーストラリアは終了後9週間経った後にGMの燃料規定違反が発覚したことによりシュコダの繰り上がりタイトルとなった
出典
- 1 フォーミュラ2 (ラリー)とは
- 2 フォーミュラ2 (ラリー)の概要
- 3 歴代王者
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