EFレンズ
キヤノンの一眼レフカメラ、EOSシリーズ向け AF 交換レンズシリーズの総称。レンズから送られてくる絞り値や焦点距離などの情報をデジタル送信し、ボディ側でコントロールできる。もとはフィルム一眼レフカメラ用に設計されたが、EOSデジタル一眼レフカメラに使用してもなんら問題はない、とキヤノンは自信を見せる。AF駆動にUSMと呼ばれる超音波モーターの搭載を基本に、ジャイロセンサーを駆使した手ブレ補正機構 IS の搭載など、次々に革新的な技術を盛り込んでいる。
もともと35mmフィルムのイメージサークルを持つので、EOS 5Dなどのフルサイズ・デジタル一眼レフカメラに使用できるほか、EOS Kiss DigitalといったAPS-Cサイズ・デジタル一眼レフカメラにも使用できる。
キヤノンEFマウント
(EFレンズ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/11 04:45 UTC 版)
キヤノンEFマウント(キャノン イーエフ マウント)は、キヤノンの一眼レフカメラ、EOSシステムの根幹を成すレンズマウントである[1][2]。「EFマウント」とも呼称する。
- ^ “EFレンズテクノロジー「未来を見据えた先進の大口径完全電子マウント」に「EOSシステムの中枢を担うのが完全電子化されたEFマウント。]”. キヤノン. 2012年8月3日閲覧。
- ^ 豊田堅二 (2012年5月22日). “レンズマウント物語(第2話):キヤノンの苦悩「オートフォーカスとEFマウント」 - デジカメWatch”. Impress Watch Corporation. 2012年8月3日閲覧。
- ^ “キヤノンカメラミュージアム|カメラ館 > フィルムカメラ (シリーズ別) > EOS650 / QD > 主要性能”. キヤノン. 2012年8月3日閲覧。
- ^ 『NewFDシリーズ』のレンズでは、レンズ脱着時の操作性がバヨネットマウントレンズと同等になっている。
- ^ 「EF LENS WORK III The Eye of EOS」キヤノン株式会社
- ^ 現行のLシリーズのうちEF135mm F2L USM、EF200mm F2.8L USM、EF180mm F3.5L マクロ USM以外の、焦点距離に135mm以上の望遠域を含むレンズは白色の鏡筒を用いている
- ^ 「EF LENS L-SERIES」2007.8。
- ^ ヨーロッパ、オーストラリアでは3本、香港やシンガポールでは1本。
- ^ この帯はキヤノン製レンズで革新的なテクノロジーが採用していることを意味し、過去には1969年にキヤノン史上初めて蛍石レンズを用いたFL-Fレンズに用いられている。
- ^ a b c “RF / EFレンズ共通特長”. CANON japan. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “EF400mm F4 DO IS II USM 特長紹介”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “UDレンズ”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “週刊カメラーズ・ハイ!【アーカイブス】『キヤノン 蛍石とUDレンズ』”. マップカメラ. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “BRレンズ”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “EF35mm F1.4L II USM”. デジカメwatch. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “キヤノン、EF35mm F1.4L II USMを9月17日に発売”. デジカメwatch. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “【カメラファン必見】キヤノンのプロ向け『TS-Eレンズ』ウェブ動画が驚かれる訳とは!?”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “TS-Eレンズスペシャルサイト”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “アオリ撮影が可能なTS-Eレンズシリーズのラインアップを拡充 優れた光学性能でマクロ撮影が可能な新製品3機種を発売”. キヤノン. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “キヤノン:一眼レフ用交換レンズ EF LENS | EF-Sレンズテクノロジー”. 2010年7月30日閲覧。
- ^ “キヤノンカメラミュージアム|技術館 記述レポート2003年9月号”. キヤノン. 2010年7月30日閲覧。
- ^ “キヤノンカメラミュージアム|技術館 記述レポート2004年1月号”. キヤノン. 2010年7月30日閲覧。
- ^ 2017年1月現在、EF-Sレンズ対応カメラはEOS 7D、EOS 7D Mark II、EOS 30D、EOS 40D、EOS 50D、EOS 60D、EOS 70D、EOS 80D、EOS 8000D、EOS Kissデジタルシリーズ全機種となっている。
- ^ a b “キヤノン:ニュースリリース「ミラーレスカメラ「EOS M」用交換レンズとマウントアダプターを発売」”. キヤノン株式会社 (2012年7月23日). 2012年8月2日閲覧。
- ^ “キヤノン:ニュースリリース「“EFシネマレンズ”について」”. キヤノン株式会社 (2011年11月4日). 2012年8月2日閲覧。
- ^ “キヤノン:ニュースリリース「ハリウッドなどの映像制作市場に本格参入 映像制作用レンズ・カメラで構成する"CINEMA EOS SYSTEM"」”. キヤノン株式会社 (2011年11月4日). 2012年8月1日閲覧。
- ^ “キヤノン、4K動画撮影可能なデジタル一眼レフカメラを2012年に発売 - デジカメWatch”. 株式会社Impress Watch (2011年11月4日). 2012年8月2日閲覧。
- ^ “キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズ|EFレンズテクノロジー詳細”. Canon Inc./Canon Marketing Japan Inc. (2014年6月4日). 2014年6月4日閲覧。
- ^ キヤノンEF-M(キヤノンカメラミュージアム内)
- 1 キヤノンEFマウントとは
- 2 キヤノンEFマウントの概要
- 3 EF-Mレンズマウント
- 4 脚注
EFレンズと同じ種類の言葉
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