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航空軍事用語辞典++

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【E-4】(いーよん)

National Emergency Airborne Command Post (NEACP)
アメリカ軍の国家緊急空中指揮所。

本機の任務は、核戦争や大規模な自然災害などの国家危機が想定される際、地上の指揮中枢が機能しなくなる事態に備えて空中からの国家指揮能力を確保することである。
その際は国家指揮権限を有する人物(大統領および国防長官)と指揮幕僚を乗せて空中へ退避し、アメリカ全軍への指揮をおこなう。

本機は EC-135 空中国家指揮所(ABNCP)の後継機として、1973年に発達型空中国家指揮所(AANCP)の呼称で発注された。
B747-200B をベースに製作された本機は、その任務を果たすため、さまざまな特殊装備を擁する。
世界各国に展開する司令部や部隊と通信するため、胴体上部に衛星通信用EHFアンテナや、機尾から曳航する6キロメートルのLF / VLFアンテナを装備する。
長時間滞空するために空中受油装置を備え、エンジンオイルの切れる72時間まで連続飛行が可能となっている。
核爆発に際して発生するEMP(電磁パルス)に備えて、各種電子装備に対策が施されている。
また機器の莫大な消費電力をまかなうため、各エンジンには150kVAの出力を持つ発電機が2基ずつ備えられている。
広大なキャビンは国家指揮権限作業室、会議室、ブリーフィングルーム、戦闘幕僚作業室、通信管制センター、休憩室に分けられている。

通常はネブラスカ州オファット空軍基地に4機が待機しているが、大統領が外遊する際などに随行し、緊急の事態に備える。

その任務の性質上「地球最後の日の飛行機」とも呼ばれた。




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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/09 15:02 UTC 版)

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