【ダグラス】(だぐらす)
Douglas Aircraft Company.
1921年にドナルド・ウィルズ・ダグラスが設立した航空機メーカー「デイビス・ダグラス」社を前身とする。
1924年に自社の航空機を使用し、世界一周飛行(ダグラス ワールド クルーザー)を世界で初めて行ったことで社名が広く知れわたった。
後にノースロップを設立するジャック・ノースロップが、自社を立ち上げる以前に一時期所属していた事がある。
当初は、主にアメリカ海軍向けに雷撃機や、それをベースとした偵察機を製造。
その一方で、民間向けの機体なども多数開発しており、双発機DC-1やDC-2を開発した。
そしてベストセラーとなったDC-3(10,000機以上も生産され、後にC-47「スカイトレイン」として軍に採用される事になる)、DC-8、DC-9などを次々に送り出し、民間機製造のトップメーカーとなる。
軍用機メーカーとしては、C-74「グローブマスター」、A-3「スカイウォーリアー」、A-4「スカイホーク」、B-66「デストロイヤー」(A-3の空軍型)、C-133「カーゴマスター」などの機体を開発している。
また、アメリカの衛星打ち上げに使用されるデルタロケットなどの開発にも関わっていた。
1967年、ベトナム戦争に伴う資材不足からキャッシュフローの問題が発生した事でマクダネルと合併し、マクダネル・ダグラスとなる。
ダグラス・エアクラフト
(Douglas Aircraft Company から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 05:42 UTC 版)
ダグラス・エアクラフト社(Douglas Aircraft Company )は、かつて存在したアメリカの航空機メーカー。
- 1 ダグラス・エアクラフトとは
- 2 ダグラス・エアクラフトの概要
- 3 関連項目
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