ジアリールエテンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 有機化合物 > 複素環式化合物 > ジアリールエテンの意味・解説 

ジアリールエテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 13:41 UTC 版)

ジアリールエテン (diarylethene) は、2つの芳香族有機基がエテン(エチレン)の 1, 2 位にそれぞれ結合した化合物を示す呼称。その名称だけからはスチルベンなども含まれるが、近年は特に、効率の高いフォトクロミック反応を示す 1,2-ジチエニルエテンの誘導体群を指す呼称として用いられる。1988年に九州大学の入江正浩らによってはじめて合成・報告された[1]


  1. ^ Masahiro Irie, Masaaki Mohri, J. Org. Chem. 1988, 53, 803.[1]
  2. ^ Masahiro Irie, Seiya Kobatake, Masashi Horichi, Science 2001, 291, 1769. [2]
  3. ^ Masakazu Morimoto, Masahiro Irie, Chem. Commun. 2005, 3895.
  4. ^ “100万枚のDVDが1枚のディスクになる日 ~ジアリールエテンの開発と応用~”. Japan Nanonet Bulletin. (2003年9月2日). https://www.nanonet.go.jp/magazine/archive/?page=620.html 


「ジアリールエテン」の続きの解説一覧




ジアリールエテンと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジアリールエテン」の関連用語

ジアリールエテンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジアリールエテンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジアリールエテン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS