Dermanyssus gallinaeとは? わかりやすく解説

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ワクモ

節足動物門 蛛形綱 ダニ目 中気亜目 ワクモ科 Dermanyssidae、オオサシダニ科 Macronyssidae  
ワクモ Dermanyssus gallinae
トリサシダニ Ornithonyssus sylviarum (Canestrini et Fanzago)

ワクモ

  • ワクモ Dermanyssus gallinae
形態
 ワクモは体長0.6~1.0mm、未吸血時は灰白色で、吸血すると赤色になる。トリサシダニは雌の体長が約0.6mmと小型
 体色形態は、近縁種イエダニ含めてどれもよく似ているが、種類ごとに背板の形に特徴がある。
分布
 トリサシダニ、ワクモとも、日本を含む世界中広く分布する
被害
 鳥の巣生息するが、そこから這い出してきて、人から吸血する。イエダニによる皮疹より痒みが強い。
生態
 野鳥寄生し、巣の中に多数見出されるの雛が巣立つ4~7月9月頃に、巣から這い出して屋内侵入し、人から吸血する。
 ワクモは、夏季では卵期2~3日幼虫期1~2日若虫期3~5日で、卵から成虫まで5~9日間である。トリサシダニは、卵から成虫まで3~5日で、ワクモやイエダニより短い(吉川1995)。

鶏蜱

読み方:ワクモ(wakumo)

ワクモ科のダニ

学名 Dermanyssus gallinae


鶏壁蝨

読み方:ニワトリダニ(niwatoridani)

ワクモ別称
ワクモ科のダニ

学名 Dermanyssus gallinae


ワクモ

(Dermanyssus gallinae から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 14:41 UTC 版)

ワクモ(鶏蜱、学名Dermanyssus gallinae)とは、家禽鳥類外部寄生虫 (ectoparasite) であり、Red miteとしても知られている。ワクモは夜間に休息している鳥類を吸血する。吸血後、日中は地面の裂け目や亀裂などに潜伏し、交尾や産卵を行う。非吸血時には集合フェロモンの働きにより数万匹からなる集塊を形成する。最適な環境下ではその生活環は7日で完成し、生息数は爆発的に増加することができ、影響下にある家禽の群に貧血、衰弱、産卵低下や失血死を引き起こす。また、ワクモによる病原菌の媒介も報告されている。




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