ダグマー【DAGMAR】
DAGMAR
ダグマー。米国の広告主協会が、1961年Bに広告効果測定についての研究を求めて好評。その署名の頭文字(Defining Advertising Goal for Measured Advertising Results)をとってダグマーと呼んでいる。企業の広告活動はあらかじめ設定された目標の達成をめざすことにあり、広告成果も広告効果分析として科学的に測定されなくてはならないとされている。これを発表した要因は、広告費が増大する傾向にありながら、その効果があいまいであることから、広告効果測定に関する統一基準をつくり、広告管理の方法を導き出したいことにあった。
ダグマー
DAGMAR(ダグマー) defining advertising goals for mea-sured advertising results
1961年、全米広告主協会(ANA:Associatiion of National Advertisers)の依頼を受け、コリー(R.H.Colley)がDefining Advertising Goals for Mea-sured Advertising Resultsと題する単行本を出版した。この本のタイトルの単語のイニシャルを取ってダグマー(DAG-MAR)と呼ばれるようになった。ダグマーは広告目標を単純に売上高のような最終目標にだけとどめることなく、それにつながる途中の段階にコミュニケーション目標を設定し、その達成度で広告を管理すべきことを提唱したモデルである。ダグマーではコミュニケーション効果を、未知(unawareness)→認知(awareness)→理解(comprehension)→確信(convic-tion)→行動(action)の5段階とし、これをコミュニケーション・スペクトラムと呼んでいる。なお95年にダトカ(S.Dutka)によって、IMCやブランド・エクイティの考え方が盛り込まれたダグマー第2版が刊行されている。
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