ディー‐ジー‐ピー‐エス【DGPS】
DGPS
通常、100m程度の誤差があるGPSの精度を、誤差約10m以内に精度アップできる測位補正システムをいう。位置が既知の地球上の基準局でGPS衛星の信号を受信し、その測位値から、誤差を求めて任意の観測点の位置を補正する。それをFM多重放送で受信して、より高精度の自車位置を求めるシステム。
参照 GPS、電波航法ディファレンシャルGPS
(D-GPS から転送)
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ディファレンシャルGPS(英語: Differential Global Positioning Systems (DGPSs))[1]は、全地球航法衛星システム(GNSS)から利用可能な位置データを補完および強化する。GPS用のDGPSは、15メートル (49 ft)から 1–3センチメートル (1⁄2–1+1⁄4 in)[2]。
- ^ CellGuide Ltd. Asset Profile | Preqin
- ^ “Satellite Positioning Service of the Offical〔ママ〕 German Surveying and Mapping (SAPOS) Brochure” (英語). SAPOS (2015年). 2021年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月25日閲覧。
- ^ “GPS.gov - Augmentation Systems”. gps.gov (2012年3月14日). 2021年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月7日閲覧。
- ^ Kee, Changdon; Parkinson, Bradford; Axelrad, Penina (1991-06-01). “Wide Area Differential GPS.” (英語). Navigation 38 (2): 123-145. doi:10.1002/j.2161-4296.1991.tb01720.x.
- ^ “ディファレンシャルGPSの廃止について” (PDF). 海上保安庁 (2017年6月30日). 2019年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月7日閲覧。
- 1 ディファレンシャルGPSとは
- 2 ディファレンシャルGPSの概要
DGPS(ディファレンシャルGPS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:23 UTC 版)
「グローバル・ポジショニング・システム」の記事における「DGPS(ディファレンシャルGPS)」の解説
Differential GPS(相対測位方式)。コード測位。測位対象となる移動局のほかに、位置のわかっている基地局でもGPS電波を受信し、誤差を消去する方法。基地局で生成された補正情報を送信し、移動局で受信すれば、実時間でDGPSの補正処理を行うことができる。誤差数m。日本国内では海上保安庁の中波ビーコンにより補正情報が送信されていたが、「GPS精度の向上」、「衛星等による別の補正システムの運用開始」、「2019年(平成31年)4月7日に発生するロールオーバー(後述の『1999年8月21日問題』を参照)による信頼性が保証できない」を理由として、2019年(平成31年)3月1日正午をもって廃止となった。
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