血液凝固酵素 [Coagulase,Blood clotting enzyme(s)]
コアグラーゼ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 21:18 UTC 版)
コアグラーゼ(英: coagulase)とは黄色ブドウ球菌やペスト菌などが作り出す菌体外酵素の1つであり、血漿凝固作用を有する。血漿凝固作用はフィブリノゲンをフィブリンに変化させる(直接的には、この反応の酵素・トロンビンを活性化させる)ことに起因し、黄色ブドウ球菌は凝固した血漿で菌体を包むことにより宿主側の免疫反応を回避する。
- ^ Ryan KJ, Ray CG (editors) (2004). Sherris Medical Microbiology (4th ed.). McGraw Hill. 0-8385-8529-9.
- ^ PreTest, Surgery, 12th ed., p.88
- 1 コアグラーゼとは
- 2 コアグラーゼの概要
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