Chiapa de Corzo (Mesoamerican site)とは? わかりやすく解説

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チャパ・デ・コルソ

(Chiapa de Corzo (Mesoamerican site) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 23:47 UTC 版)

チャパ・デ・コルソ(Chiapa de Corzo)はメキシコチャパス州の中央部に位置する先古典期前期末から後古典期まで居住が続いてきた遺跡で、周辺地域の標式遺跡にもなっている。グリハルバ川左岸にある同名の町の近くにあり、州都トゥストラ・グティエレスからもそれほど遠くない場所である。肥沃な川沿いの低地にあってスミデロ峡谷の川が合流しきらない場所に立地し、先古典期中期からグリハルバ川流域とチャパス州太平洋岸の中心地の一つとして本格的に発展しはじめた。季節によって氾濫する川沿いの肥沃な土地を思う存分に利用するとともに、やや上流のラ・リベルタドから航行可能になりすぐ下流にはスミデロ峡谷から流れる川の合流点があるという好立地を生かし河川交通や交易を統御して後古典期まで繁栄を続けた。


  1. ^ 並行する低地マヤのマモム期も似た傾向の土器である。マモム期とは、低地マヤの標式遺跡ワシャクトゥン時期区分で先古典期中期に相当する。
  2. ^ ワシャクトゥンの編年で先古典期後期を指す。
  3. ^ 実際には建物の壁面の一部と考えられ、石碑との呼称は不適当であると研究者は認識しているが、慣例として呼称が定着している。
  4. ^ グアテマラ高地の300B.C. - A.D.200頃の時期を指す。現在はミラフローレス期と呼ぶのが一般的であるが、60年代段階では、ミラフローレスをアレナルに先行させる考え方などもあり、アレナル期の後にサンタクララ期やアウロラ期を置く考え方もある。サンタクララ期やアウロラ期の終末は、テオティワカン様式の建築物や土器に象徴されるエスペランサ期の開始時期をどこに置くかによって異なる。


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