アラビア語チャド方言とは? わかりやすく解説

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アラビア語チャド方言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 21:00 UTC 版)

アラビア語チャド方言は、アラビア語口語アーンミーヤ)のひとつでチャド周辺で話されている。シュワシュアスワショアショワバッガラ・アラビア語バッカラ・アラビア語バッガーラ・アラビア語バッカーラ・アラビア語西スーダン方言ともよばれる。ただし、シュワはナイジェリアの特定の言語をさしている単語であり、西洋人がこの単語をこの方言の言語学の学術用語として採用してしまったものであり、現地の話者がこれをもちいることはない。100万人を超える人々が第一言語として用いており[2]、このなかに都市住民や遊牧民を含む。この方言の話者の多くはチャド南部に分布していて、方言の話者分布域の大半がチャドやスーダンにある。また、チャド湖周辺でも用いられるためカメルーンナイジェリアニジェールにも話者が存在している。さらに、南スーダン中央アフリカにも少し存在している。また、周辺諸国の非母語話者は、リングワ・フランカ共通語)として用いられることもあるが、その場合においてはいくつかの地方言語のひとつとして用いられるにすぎない。


  1. ^ Chadian Arabic reference at Ethnologue (17th ed., 2013)
  2. ^ Ethnologue, Chad, entry for Arabic, Chadian Spoken


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