カラマリ・ユニオン
原題: | Calamari Union |
製作国: | フィンランド |
製作年: | 1985 |
配給: | ユーロスペース |
解説 |
フランクという名の15人の男たちが繰り広げるシュールな寓話。監督・脚本はアキ・カウリスマキで、「罪と罰」に続く長編第2作。出演は「罪と罰」に引き続きマッティ・ペロンパーやマルック・トイッカ、ロック・バンドレニングラード・カウボーイズのメンバーでもあるサカリ・クオスマネンほか。カウリスマキ監督も顔を見せる。香港映画祭特別賞受賞。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
イカ墨同盟=カラマリ・ユニオンのメンバーである15人のフランクは、エイラという約束の地を目指す。彼らはまちまちの方法で挑戦するが、エイラへの道のりは険しい。英語しかしゃべらないペッカ(マルック・トイッカ)も交え、フランクたちはカフェに集まり知恵を出し合う。バスを買うための金を銀行で借りることに決めるが、強盗に間違われる始末。悪戦苦闘の中、フランクたちは一人一人死んでいく。ペッカもハンバーガーショップで射殺される。そしてやっとエイラに辿り着いたのは、ロッカーフランク(マッティ・ペロンパー)ら3人のみ。しかしエイラは荒れ果てていた。約束の地の存在をあきらめられない彼らは、エイラの向こう側にあるエストニアへボートで渡ろうとするのだった。 |
カラマリ・ユニオン
(Calamari Union から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 15:38 UTC 版)
『カラマリ・ユニオン』(原題:Calamari Union)は、アキ・カウリスマキ監督による1985年のフィンランド映画。労働者階級からの脱出と挫折を、モノクロのフィルム・ノワールスタイルで風刺的・寓意的に描いた不条理コメディである。
- 1 カラマリ・ユニオンとは
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