CD-ROM2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 06:20 UTC 版)
CD-ROM2[注釈 1](シーディーロムロム)は、1988年12月4日[1]に日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)より発売されたPCエンジン用の周辺機器及びシステム、それを用いたゲームソフトのプラットフォームの呼称。読み方は「シーディーロムロム」[2]。愛称は「ロム・ロム」[3]。
注釈
- ^ CD-ROMROMと書くのは間違いで、CD-ROMに2乗した形で書く。
- ^ CD-ROM2ユニット部分だけで、FDドライブを搭載したMSX2+本体と同じ価格帯。
- ^ 税務署からは「CD-ROMソフトもCDなので物品税がかかる」と言われたが、そこは実際のゲーム画面を見せて「児童向けなので非課税」と説明することで回避した。
- ^ CD-Rの発売開始は1989年に入ってからであり、極めて高価であったことに加え、一般消費者には殆ど知られていなかった。
- ^ 『みつばち学園』、『鏡の国のレジェンド』、『うる星やつら STAY WITH YOU』など。SCD登場後も『ときめきメモリアル』、『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』、『エメラルドドラゴン』などこのパターンに顕著
出典
- ^ a b PCEngine博物館 - ウェイバックマシン(1999年1月16日アーカイブ分)
- ^ 名称の由来はCD-ROMとシステムカードROMの2つのROMで動くシステムであることからロムロムとなった。
- ^ a b データベース振興センター 1989, p. 85.
- ^ “PlayStationStore「ゲームアーカイブス」カテゴリ内にて「PCエンジンアーカイブス」を、本日より取り扱い開始”. ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン ニュースリリース (2007年9月15日). 2012年9月21日閲覧。
- ^ “PC Engne Prototype”. 2023年2月4日閲覧。
- ^ 鯨武長之介『PCエンジン&メガドライブ発売中止ゲーム図鑑』8ページ(三才ブックス、2023年)によると、ゲームは無音で、グラフィックは粗かったという。1987年のエレクトロニクスショーに出展された。
- ^ 「読み込むデータを指定すると、指定時に一瞬プログラムが止まるだけで、あとは勝手にADPCMバッファに読み込んでくれる」「一定のホワイトノイズを加算すると、音が良くなり、かつ聞きやすくなる…というのが分かったのは1990年末あたり」Colorful Pieces of Gameより一部引用
- ^ 日記みたいな何か(CD-ROM2ギア修理)
- ^ ACアダプタ代替。
- ^ 知っていると特かもしれない情報。
- ^ Parent Frameset 1400_Model
- 1 CD-ROM2とは
- 2 CD-ROM2の概要
- 3 周辺機器
- 4 バージョンアップ
- 5 その他
CD-ROM²
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/02 03:01 UTC 版)
CD-ROM2(シーディーロムロム)とは、1988年12月4日に日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)より発売されたPCエンジン用の周辺機器。また、それを用いたゲームソフトのプラットフォームの呼称。PC-8801MCのCD-ROMドライブとしても使えるためパーソナルコンピュータ用の周辺機器でもある。
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- ^ "「PCエンジン CD-ROM2」「PCエンジン スーパーCD-ROM2」の対応タイトル10月より、ダウンロードサービスを開始". ハドソン ニュースリリース (2007年9月14日). 2009年11月30日 閲覧。
- ^ 知っていると特かもしれない情報。
- 1 CD-ROM²とは
- 2 CD-ROM²の概要
CD-ROM2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:44 UTC 版)
本機発売当時、ファミリーコンピュータのロムカセットの容量が数100KBであったのに対して、本機で採用されたCD-ROMは540MBの大容量である。そのため音楽CDと同様にCD-DAによる音楽再生または声優によるアフレコをゲームと同時に出力することが可能になった。またCDは再プレスが容易であり、一度原版ができればロムカセットと比較して低価格かつ量産時間の短縮が実現した。 一方で一度に扱えるデータ容量は本体メモリに依存するためローディング時間が発生する。
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