チェンジャーデッキ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 15:50 UTC 版)
チェンジャーデッキは、オーディオプレーヤー・レコーダーにおいて、1つのデッキに複数のメディアを収納でき、長時間の再生・録音および、複数のメディアからプログラムを組んでの再生が可能な装置である。
- 1 チェンジャーデッキとは
- 2 チェンジャーデッキの概要
- 3 ビデオディスク用チェンジャー
- 4 関連項目
CDチェンジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 17:13 UTC 版)
ALLORAが世界に先駆けて採用した機能で、2種類ある。マガジン式6CDチェンジャー+1トレイシステム XF7M、XG7M、XJ7Mに採用された。トレイ式CDチェンジャーは、製造コストがかかるという当時の台所事情から、低コストで製造できるマガジン式を採用し、一方でマガジン式の弱点であるCDの入れ替えの不便さを補うために、簡易操作が可能な1トレイ式を採用している。 トレイ式6CDチェンジャー 他社の製品が次々にトレイ式チェンジャーを搭載していく中でアローラも対応に追われ、XJ3Mに初めて採用された。CD再生中のCDの入れ替えが可能、1トレイ式と同等の簡易操作、マガジン式ではできなかったエンドレスなシームレス再生が可能となった。XL-7MD以降はCDテキストに対応、XM-7MDとXT-7MDでは独自開発のデジタル信号処理技術「D.R.I.V.E.」を採用している。
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CDチェンジャー
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「チェンジャーデッキ」の記事における「CDチェンジャー」の解説
CDを複数枚連装して、長時間の連続演奏や複数枚にわたるプログラム再生が可能である。 もとはカーオーディオでマガジン式が採用されたのが始まりで、後に家庭用オーディオでも採用されるようになった。マガジン式の他にトレイ式・ルーレット式があり、前者は主にカーオーディオ向けで6 - 12連装タイプが、後者2種はホームオーディオ向けで3 - 5連装タイプが、それぞれ主流であった。カーオーディオ向けだとメーカーによってはチェンジャーを複数台取り付けられる場合も多かった。他にもカーオーディオユニット本体にチェンジャープレイヤー機能が付く物や、3枚ほど入るマガジン式、CDを1枚ずつ挿入する方式もある。ルーレット式は演奏中の他のディスクを交換できるのが特徴であったが、後にトレイ式でも演奏中のディスク交換が可能になった。この他、CDの挿入口を2つ搭載することで、簡易的なチェンジャーとして利用できる機種もあった。 一時期はパイオニアから25連装タイプ(これをベースにした100連装仕様もあった)が発売されたり、ソニーから300連装タイプやルーレット5連装タイプが出るなど、CD収納枚数を売りにしたプレーヤーも多数発売し、2000年代に入ると日本ビクター、ソニー、アルパインからはMP3再生対応CDチェンジャーも発売されチェンジャーに入る枚数は従来どおりでありながらMP3ファイル取り扱いにより大量の楽曲を再生可能と謳ったプレーヤーもあった。更にビクターとソニーには同社機種間での接続のみならずFMラジオにも対応したバリエーション(FMモジュレーター付属。ワイヤードリモコンの液晶にて数字とアルファベットのみのID3タグやCDテキスト表示対応)も存在していた。 近年はiPodを筆頭とするデジタルオーディオプレーヤーや、リッピング可能なHDD搭載のカーナビゲーションシステムに押され気味である。また、最近では通常のカーCDプレーヤーやナビゲーションシステム自体もMP3/WMA/AACファイルの再生に対応するものが出てきたことで、チェンジャーの優位性も薄れている。
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