炭素-水素結合とは? わかりやすく解説

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炭素-水素結合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 20:55 UTC 版)

炭素-水素結合(たんそ-すいそけつごう、carbon-hydrogen bond、C-H結合)は炭素水素共有結合であり、有機化合物ではありふれたものである[1]結合距離はおよそ109 pmであり、結合エネルギーはおよそ413 kJ/molである。炭素と水素のポーリングの電気陰性度はそれぞれ2.5と2.1で、この差はあまり大きくないのでC-H結合はふつう無極性共有結合とみなされる。構造式では水素原子はよく省略される。C-H結合とC-C結合のみの化合物を炭化水素といい、アルカンアルケンアルキン芳香族炭化水素に分類される。


  1. ^ March, Jerry (1985). Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure (英語) (3rd ed.). New York: Wiley. ISBN 0-471-85472-7
  2. ^ Standard bond energies and bond dissociation energies”. 2011年3月22日閲覧。


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