Bayes' theoremとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 新語時事用語辞典 > Bayes' theoremの意味・解説 

ベイズの定理

別名:ベイズ定理ベイズルールベイズ均衡
英語:Bayes' theorem、Bayes' law、Bayes' rule

ある事象Xが起こる条件下で、別の事象Yの起こる確率求めるための計算式イギリス数学者牧師であるトーマス・ベイズThomas Bayes)によって示された。

「ある事象Xが起こる条件下で、別の事象Yの起こる確率」のことを事後確率、または、条件付き確率といい、ベイズの定理はこの事後確率求めるための計算式である。

ベイズの定理は、次の恒等式で表すことができる。

P(Y|X)=P(X|Y)P(Y)/P(X)

ベイズの定理

(Bayes' theorem から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 13:25 UTC 版)

確率論や統計学において、トーマス・ベイズ牧師にちなんで名付けられたベイズの定理(ベイズのていり、: Bayes' theorem)、ベイズの法則、最近ではベイズ・プライスの定理[1]とは、ある事象に関連する可能性のある条件についての事前の知識に基づいて、その事象の確率を記述するものである[2]。例えば、健康問題の発生リスクが年齢とともに増加することが知られている場合、ベイズの定理により、ある年齢の個人のリスクを、単にその個人が集団全体の典型的な例であると仮定するよりも、(年齢を条件として)より正確に評価することができる。


  1. ^ Frame, Paul (2015). Liberty's Apostle. Wales: University of Wales Press. ISBN 978-1-78316-216-1. https://www.uwp.co.uk/book/libertys-apostle-richard-price-his-life-and-times/ 2021年2月23日閲覧。 
  2. ^ Joyce, James (2003), Zalta, Edward N., ed., “Bayes' Theorem”, The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Metaphysics Research Lab, Stanford University), https://plato.stanford.edu/archives/spr2019/entries/bayes-theorem/ 2020年1月17日閲覧。 
  3. ^ Stuart, A.; Ord, K. (1994), Kendall's Advanced Theory of Statistics: Volume I—Distribution Theory, Edward Arnold, §8.7 


「ベイズの定理」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bayes' theorem」の関連用語

Bayes' theoremのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bayes' theoremのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのベイズの定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS