BV式ガスガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/12 01:57 UTC 版)
BV式ガスガン(BVしきガスガン)とは、1980年代に考案されたフルオートメカニズムを使用したエアソフトガンの商品種別である。
注釈
出典
- ^ a b 青谷三郎@aotanisaburo|2016年7月5日 ※2020年9月10日閲覧
- ^ a b 青谷三郎@aotanisaburo|2016年7月5日 ※2020年9月10日閲覧
- ^ ハイパー道楽|2018/05/15|トイガン史 1963 ~ 1993 - あるガンマニアの追憶 - 「第6回 1985~1987年 ガスガンの登場 夢のフルオート、セミオート」|文 出二夢カズヤ ※2020年9月11日閲覧
- ^ みりさば>BattleMaster わずかひと夏の栄光 ※2020年9月9日閲覧
- ^ ハイパー道楽|2019/01/01|ビンテージ エアガン レビュー 「JAC スターリング L2A3」|写真&解説 小堀ダイスケ ※2020年9月9日閲覧
- ^ 零五型|2016年08月13日|80年代サバゲ昔話「ブッシュマスターウルトラカスタム」
- ^ 『ホビージャパン』誌別冊に掲載されたBM-Iの内部図[1][6]
- 1 BV式ガスガンとは
- 2 BV式ガスガンの概要
- 3 作動原理
- 4 脚注
BV式ガスガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:10 UTC 版)
詳細は「BV式ガスガン」を参照 1980年代に考案されたエアーガンのフルオートメカニズムである。80年代末頃から90年代の初頭にかけてのサバイバルゲームでは中心的役割を担っていた。 機関内部には、後方に向かってばねのテンションがかかったインナーバレルと、BB弾を1個のみ発射準備状態にさせるサブチャンバー、その間にBB弾を一旦停止させるOリングを配し、機関内壁には段差が設けられている。ガス圧に押されたBB弾がOリングとインナーバレルを前方に押し、Oリングが機関内壁の段差を越える事で広がりBB弾の保持力が失われ、BB弾は発射される。これをワンサイクルとして、BB弾とガスの供給が絶たれるまで発射が続けられる。 発射後に部品すべてが発射準備状態になるまでガスは銃口から放出され続けるため消費量が多く、BB弾がOリングを通過する際に不規則な回転が加わるため弾道が乱れ、精密射撃には向かない。メリットはそのシンプルさと耐久性で、簡単にパワーを上げる事が可能であった点が支持される点のひとつであった。ガス量の確保とパワー向上を目的として、1〜12リットルの容量を持ったエアータンクと組み合わせて使用される事が多かった。 2006年に施行された改正銃刀法によって、現在では多くのBV式ガスガンがガス圧を制限するリミッターやリリーフバルブといった部品を組み込まない限り所持不可能となった。2007年4月にM&G社から入念な対策を講じたBV式M4A1が発売されたが広く普及はせず、このメカニズムが勢力を盛りかえす事は無かった。 これまでにBV式を製造していたメーカーは、JAC、アサヒファイアーアームズ、マルゼン、ファルコントーイ(FTC)、エルエス、国際産業、デジコン、MGC、M&G等である。なお、MGCやエルエスは後に後述するPV式に移行している。
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