エー‐アール‐エム【ARM】
読み方:えーあーるえむ
《anti-radiation missile/anti-radar missile》対レーダーミサイル。アーム。
【AGM-78】(えーじーえむななじゅうはち)
AGM-78 Standard ARM(Anti-Radiation Missile)
RIM-66をベースに開発された、対レーダーミサイル。
前任のAGM-45はAIM-7の弾体を流用したものであり、射程が12km程度しかなかった。
それまでの爆弾などに比べればましではあったものの、発射母機はSAMサイトに対して接近しなければならず、返り討ちに遭う危険性が高かった。
AGM-78は艦対空ミサイルであるRIM-66の弾体を流用しており、航空機搭載ミサイルとしては大型で、それゆえ100km近い射程を誇った。
ベトナム戦争中、F-105GやF-4Gといった搭載力の大きい機体に搭載されて運用されたが、湾岸戦争の頃には小型かつより長射程のAGM-88へと交替した。
対レーダーミサイル
(Anti-Radiation Missile から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 05:56 UTC 版)
対レーダーミサイル(たいレーダーミサイル)とは、逐語訳では対輻射源ミサイル(たいふくしゃげんミサイル、英語: anti-radiation missile, ARM)といい、レーダーサイトや無線通信施設などから輻射されるレーダー送信波や通信信号を受信し、その輻射源(発信源)に指向し、これらを破壊するために使われるミサイルである。
- 1 対レーダーミサイルとは
- 2 対レーダーミサイルの概要
- 3 概説
- 4 脚注
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