ATPアーゼ
英訳・(英)同義/類義語:ATPase, ATPases (ion transport)
ATPをADPとリン酸に加水分解する酵素。このとき発生するエネルギーを、さまざまな反応に利用する。例:筋繊維の収縮
カルシウムATPアーゼ
英訳・(英)同義/類義語:Ca(2+)-ATPase, calcium ATPase
Ca2+ で活性化されてATPを分解し、カルシウムイオンを能動輸送するタンパク質。
酵素タンパク質モチーフなど: | カリウムチャネル カリウムポンプ カリシウムポンプ カルシウムATPアーゼ カルシウム依存性カリウムチャネル カルシトニン カルバミノヘモグロビン |
ATPアーゼ
(ATPase から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/12 03:47 UTC 版)
ATPアーゼ(ATPエース、ATPase、ATPases (ion transport))とは、アデノシン三リン酸 (ATP) の末端高エネルギーリン酸結合を加水分解する酵素群の総称である(EC番号 3.6.1.3、3.6.3、3.6.4)。ATP は生体内のエネルギー通貨であるから、エネルギーを要する生物活動に関連したタンパク質であれば、この酵素の活性を持っていることが多い。 日本語ではATPアーゼを「アデノシン三リン酸分解酵素」などと表現できる。なお、「ホスファターゼ」は「リン酸分解酵素」のことであるから、「アデノシン三リン酸ホスファターゼ」という呼び方は「リン酸」の重言となり、正しくない。
- 1 ATPアーゼとは
- 2 ATPアーゼの概要
- 3 関連項目
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