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ADULT VIDEO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/27 11:28 UTC 版)

ADULT VIDEO
東京事変ミュージック・ビデオ
リリース 2006年3月23日
ジャンル J-POP
レーベル 東芝EMIVirgin Music
プロデュース 井上雨迩
チャート最高順位
東京事変 年表
Dynamite out
(2005年)
ADULT VIDEO
(2006年)
Just can't help it.
(2006年)

ADULT VIDEO』(アダルト ビデオ)は2006年3月23日に発売された東京事変のビデオクリップ集。発売元は東芝EMI/Virgin Music

初回生産分のみデジパック仕様。

概要

アルバム『大人(アダルト)』収録曲のビデオクリップ集。「秘密」、「恋は幻」、「黄昏泣き」はそれぞれ、アルバムと違うアレンジで収録されている。

収録曲

  1. 歌舞伎
    (作詞・作曲:椎名林檎
  2. 秘密 FOR DJ
    (作詞・作曲:椎名林檎)
  3. 恋は幻 FOR MUSICIAN
    (作詞・作曲:ネッド ドヒニー
  4. 修羅場
    (作詞・作曲:椎名林檎)
  5. 喧嘩上等
    (作詞・作曲:椎名林檎)
  6. 黄昏泣き FOR MOTHER
    (作詞・作曲:椎名林檎)


執筆の途中です この「ADULT VIDEO」はビデオソフトに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正してくださる協力者を求めています

アダルトビデオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/08 03:15 UTC 版)

(ADULT VIDEO から転送)

レンタルビデオ店に並ぶアダルトビデオのVHSパッケージ

アダルトビデオ(adult video)は、性的欲求を満足させるために製作された映像作品である。略称は「AV(エーブイ)」。

性器モザイクなどで隠した性行為を見せる映像作品で、「アダルトビデオ」は日本における名称のみならず、日本の製作環境から生産される作品群、あるいはその系譜にある作品群を指すことが多く、本項ではそれについて記述する。

ピンク映画や「日活ロマンポルノ」とは制作手法が異なる別のジャンルとされる。

目次

概説

初期のメディア(媒体)はVHSが中心であったが、2010年現在、日本の合法セルビデオ(販売用ビデオ)の大半はDVDである。DVD登場前の一時期にビデオCDにより発売された作品がある。また、他のDVD映像ソフトと同様にハイビジョンや画面アスペクト比16:9の標準画質で撮影された作品[1]も多く、DVDのほかにブルーレイディスクの形態も存在する。2009年(平成21年)1月23日に、TSUTAYAでブルーレイディスクでのレンタルが始まった。NHKではDVDパッケージのものを「娯楽用DVD」と呼んでいる。

歴史

1960年代後半、日本電機メーカー各社から最初期のビデオテープレコーダの市販(主に学校教育施設や企業ホテルモーテルおよび遠洋漁業船舶向け)が開始されたと同時に、ビデオテープレコーダで視聴するための録画済ビデオソフトの製作が映像各社で始まった。

その頃より、少数ながらのポルノ映画ピンク映画を収録したビデオソフトが製作され、主にホテルやモーテル向けに販売・貸し出しが開始された。一般的にこれらのソフトは「アダルトビデオ」の範疇には含まれない。しかし、ビデオテープレコーダを持っていれば、非常に高価ながら個人的にも販売・貸し出しを受けられたことから、ルーツといえるものである。

  • これらポルノ映画またはピンク映画が、映画用フィルムをもとに粗雑にビデオ化(テレシネ)処理した低画質商品であったところが、アテナ映像が初めてプロ用のベータカムで撮影を行い、その画質の良さに爆発的ヒットを記録したのが、AV誕生の歴史である。当時は、女性が一人のみ登場しオナニーの真似をするだけの内容であったが、画質の良さへの衝撃は相当なもので、ヒットに次ぐヒットを1社で連発した。
  • このアテナ映像の成功を聞きつけ、当時ビニ本エロ本)の出版社が、撮影方法をアテナ映像に聞いて真似、後発メーカーが次々誕生したのである。AV普及期の初期作品として有名なのは、宇宙企画の『ミス本番』シリーズなど。1984年に素人学生風の女性が出演する『ミス本番・裕美子19歳』(田所裕美子)、『ミス本番有希子20歳めぐり逢い』(吉沢有希子―現早見瞳)などが発売され、ブームとなった。その後、淫乱ブーム、巨乳ブームなどがあり、多くのAV女優がデビューしている。
  • かたやユーザー側。この頃1980年代に、家庭用ビデオテープレコーダのデッキが普及し始めた。それまでの映画館などで上映されるポルノ映画・ピンク映画に代わって急速に発展した。厳密に言えばアダルトビデオの大流行によりビデオテープレコーダが普及したのであって、アダルトビデオそのものの誕生は女子大生ブーム誕生と同じ1980年である。これによって消費者は自宅の画面の前で自慰行為が可能となり、作品に即物的な絡みシーンを求めるようになった。このことは映画において客を飽きさせないために重視されたストーリーの軽視につながり、映像文化としては衰退を指摘するものもいる。普及の要因は、家庭用ビデオデッキが廉価になったことと、ビデオソフトを貸し出すレンタルビデオ店が増加し、安価に自宅で鑑賞できる環境が増えていったことが挙げられる。逆に、AVの登場がビデオデッキの普及率に貢献したともいわれている。同様にインターネットの急速な普及も、アダルトが大きな牽引力となっていた。
  • 家電業界を二分したVHSベータの争いの行方も決定づけている。当時のAVメーカーの大多数は小規模であり、両規格をリリースする体力がなかったため、1980年代前半からVHSがリードしていたという事情と機材が安価に調達できる環境が整っていったことから、AVのほとんどをVHSのみで供給した。結果、AVを見たいユーザーはVHSへ流れ、元々優位だったVHSがさらに優位に立ち、ビデオ戦争は事実上終結した。
    • その一方、次世代DVD競争で苦境に立たされつつあったHD DVDは、アダルトソフトで巻き返しを図ろうとしていたが叶わなかった。AVメーカーは当初ソフトコストの関係でHD DVD支持を表明していたが、BD陣営が開発した新技術やメディアの量産効果によりソフトコストがHD DVD以下になり、さらにワーナー・ブラザーズを筆頭とするHD DVD単独支持及び両陣営支持のメーカーの多くがBD単独支持へ移行したことにより、アダルト業界もBDになだれ打った。しかし、高画質を謳っているAV系ブルーレイソフトだが、映像圧縮方式がMPEG-2方式(DVD並の画質)の作品も多数存在するので注意を要する(H.264/MPEG-4 AVC方式が本来のBD高画質を表現できる)。

流通の状況

日本のレンタルビデオ店のアダルトビデオコーナー入口は暖簾で仕切られていることが多い。
セルビデオ店に陳列されているアダルトビデオのDVDパッケージ
人気AV女優は撮影会・サイン会・握手会などのファンとの交流を実施することが多い
日本のレンタルビデオ店のアダルトコーナーにある新作ビデオ棚。作品数は非常に多い。

レンタルビデオが一般に普及している一方、販売を主目的としたビデオ(セルビデオ)も登場している。市場規模を見ると現在では通信販売でも買えるセルビデオの方が大きくなっている。また、ビジネスホテルラブホテルの有料番組、CS放送番組、ケーブルテレビなどでも作品が放送されるなど、さまざまな場所で利用されている。

レンタルビデオ店の多くには、アダルトビデオの独立コーナーが設けられており、一般コーナーとは暖簾などで仕切られている場合が多い。これは、青少年の目に触れさせないためとアダルトビデオに嫌悪感を抱く人々に配慮、およびにAV利用者のプライバシーに配慮をしたものである。ただし1990年頃まではアダルトビデオ作品数が少なかったため、一般作品と並べられて展示されていた。

アダルトビデオのレンタル売上は一般の映画アニメなどのビデオを上回ることが多く、レンタル店にとって欠かせない一大分野に成長した。数は少ないもののアダルトビデオ専門のレンタルビデオ店も存在する。また、セルビデオも急速に広まり、店舗数で言えばレンタルビデオ店を遥かに凌いでいる[要出典]

昨今ではインターネットの普及と共に、AVコンテンツストリーミング放送やデータダウンロードの形で提供するものも現れている(有料無料がある。特に、廃盤作品はメーカーから提供を受けている業者からデータで買う以外に視聴方法はない)。

また、通信販売やネット上で申し込めるアダルトビデオの宅配サービスなども盛んである。

2006年6月現在、大規模な業者は日本に3社あり、郵便メール便を利用して貸出・回収を行う。月々の料金は借りようと借りまいと発生する。そのため、業者の配送センターの近くに住んでいるなど特別な条件のある利用者以外は、月に10回転程度が実質的な上限となる。同一タイトルの在庫数にも限りがある。

メーカーによっては独自に流通配送システムを構築し、通販サービスの向上と低価格化を実現しているところもある。

有料動画として海外配信されているアダルトビデオでは、日本国内より海外法人等が調達したアダルトビデオ媒体を海外基準で編集しインターネット経由でダウンロードさせ販売する流通経路も確立している[要出典]。 日本国内の者(個人・法人)が海外の法人を設立しアダルトビデオの販売を目的として動画配信を行う場合もある。

制作側の状況

1作の撮影日数は1-3日程度が最もポピュラーで、製作費用は作品の規模によって数10万-数100万円と一般のロードショーの映画と比べると格段に安く、またその大半が女優にかかるギャランティであることも多い[要出典]。高価なフィルムを使わないことでランニングコストを低く抑えることができる。 又、DVDとして商品化する際にコストを抑えるため、約2時間を超える作品は、マスタデーターを片面1層ディスク圧縮し記録される物がほとんどである。そのために、画質の低下が発生する。

作品の内容

“視聴して自慰をするためのソフト”という傾向が強い商品の特質上、映画テレビドラマなどに見られるような芸術性はほとんど求められず、性的興味をそそることに力が注がれている作品が全てであると言っても過言ではない。こういった商品の特質上、毎月次々と新しい作品がリリースされ、1年あたりの作品量は膨大な数になる。

日本の合法アダルトビデオ作品の多くは、一般のドラマほどではないものの、シチュエーションやストーリー設定、出演者の衣装などの、演出全般にこだわるものが見受けられ、大手のレンタル物にその傾向が強い。例えばバスガイドなら、どちらかと言えばバスガイドの制服を着たコスプレという“見た目”に重点を置き、主に男性視聴者の自らの妄想を手助けする要素が強い。

演出や設定、テーマ、企画の“切り口”はさまざまであるが、ほとんどの場合において特定のパターンの性行為(フェラチオシーンなど)を行うなど、アダルトビデオの共通点のようなものがある。

作品タイトルや作品パッケージにおいて、実際には性交していないのに「本番」と銘打ったり、実際には膣内射精していないのに膣内射精に見せかけ「真正中出し」と表示されているケースが多々見られる。

本物志向

“視聴して自慰をするためのソフト”であり、いかに心地よい自慰に役立つかが重要であって、本番行為すなわち男性器の女性器への挿入が行われているか否かはあまり重要視されないという考え方もある。この点、性交行為そのものを観賞することを目的とした裏ビデオとは、やや趣が異なる。一部作品では挿入せずに疑似本番をし、偽物の精液を使用していることがある。疑似本番はモザイクをかけると分かりにくいが、女優の演技によってすぐに分かってしまうと感じる視聴者もいるため、より本物らしく見せるためには女優の演技力が求められる。いわゆる単体女優の場合、顔などの容貌で売れ行き(レンタルの回転率)を稼げると判断できるため、疑似本番が多かった時期もある[要出典]

一方で、本番でなければ満足できないという視聴者が増えていると見る向きもある。特にインディーズ系ビデオ(セルビデオ)や企画系ビデオでは、本番行為でなければ視聴者のニーズに応えられない状況にあり、ほとんどの作品で本番行為が行われているとされる[要出典]

避妊具の使用

モザイクをかける日本の合法アダルトビデオでは、本番行為が普通に行われるようになった1990年代半ば以降、コンドームを着用することが多くなっている。

ストーリー性のある作品などでは射精が近づくにつれ腰の動きが激しくなり息遣いが荒くなる男優の動きをとらえるためにコンドーム装着のまま女優の膣内に射精することもあるが、本番行為の締めくくりに顔射など膣外射精を行うため射精寸前に男優自身の手により急いでコンドームが外され手の中に隠されているケースもある。この事実はアダルトビデオの普及に従い、広く知られるようになった。

一部には、外したコンドームが「見切れて」いる(=不意に見えてしまっている)作品もあるが、「コンドームの使用が視聴者に伝わると興奮度が薄れるのではないか」との観点から、その着用をあからさまにする映像は少ない。

逆に、アダルトビデオではコンドーム装着が当然と視聴者に認識されるようになってからは、女優に気付かれないようにこっそりコンドームを外して本番行為を継続する作品や、装着したコンドームに意図的に穴を開け偶然のコンドーム破損事故を演出する作品(『ゴム先ちょっきん中出し』・メガハーツ)なども制作されている。

一方で、はっきりコンドームを着用していることを説明している作品もあり、あえて射精後のコンドームから精液を垂らしてAV女優が飲む、という構成の作品も見受けられる。一例を挙げると『顔は日本カラダは車中!!』(夏目ナナ・SODクリエイト) においては、AV女優が車外に顔のみを出し、直前に使用したコンドームから精液を手の上に搾り出して飲む行為を数回行っている。

童貞喪失ものでは、AV女優が相手となる童貞男性にコンドームを装着する場面から始まり、男性が射精した後に精液の溜まったコンドームを外し、その精液を見ながら童貞喪失の感想を話し合うなどの構成が見られる(『最高の筆おろし』・マドンナ)(『ザ・筆おろし』・クリスタル映像)。

欧米のポルノと比較した際の日本のAVの特徴は、近年の欧米のポルノはエイズ対策でコンドームを使用するケースが増えてきているにの対し、日本ではエイズ対策がほとんど無防備であるという点である。近年[いつ?]、現役女子大生らの素人によるAV進出が目覚ましいが、彼女達はエイズの危険性と隣合わせで撮影をしていることになる。

見出し

中出し

最近では、視聴者はもはや本番行為だけでは満足できず、膣内に実際に射精する「中出し」ものが増加傾向にある。真性中出しを売り物とするモブスターズなどのインディーズ系ビデオ(セルビデオ)や企画系ビデオでは本当に「中出し」を行っていると見られるが、一般作品ではヨーグルトなどを使用した偽精液を使用した演出の場合がほとんどとではないかと見る向きが多い[要出典]


中出しの場合は、制作会社側がアフターピルや避妊フィルムなど避妊準備をするものや、事前に女優が低用量ピル経口避妊薬)による避妊をしていることがある。例えば、『ナマでHしよ 中出し大好きなの』(沖那つばさマルクス兄弟レーベル)では、女優自身が医師の処方を受けた経口避妊薬を示し用法を説明してから、男優に中出しされたり汁男優から採取した精液を注射器に集め膣内に注入したりしている。中出しものの増加の背景には、日本での「低用量ピル解禁」に伴い、実社会でも中出しが盛んに行われるようになったことが大きく影響していると考えられる。何よりもアダルトビデオ愛好者に、中出しでなければ満足できないというタイプが増えたのが原因と見る向きもある[要出典]

特殊な例では、川奈まり子の引退作品において、妊娠を狙って婚約者のAV男優による真性中出しが行われたが、その作品での受精・妊娠には失敗した。

溜池ゴローによれば、こういった中出し作品は妊娠や性病感染のリスクを犯してまで制作されているわけではない。女優は日常的にピルを服用しているし、自ら中出しを了承した女優しか撮影しない。また、女優だけでなく男優に至るまで出演者全員が性病検査を受け、陰性であることを証明する検査証の提出が義務となっている。この検査の頻度は個人によって異なるが、だいたい男優は2ヶ月に1回、女優はもっと頻繁に受けている。もし、撮影前に出演者が感染症にかかっていることが判明した場合は、即刻、撮影は中止となる。これは中出し作品に限らず、全ジャンルで共通である。加えて、出演者が所属するAV事務所も性感染症管理に関しては正直に申告する。嘘をついた場合は、その事務所の俳優は2度と起用してもらえなくなるためである。こうした衛生管理が行われているため、避妊具なしの挿入や中出し作品が横行しても、AV業界で性病が蔓延することはない[2]

性器の露出と規制

日本では欧米諸国などとは異なり、成人向けであっても性器を直接表現する映像を公開することは、わいせつ物頒布罪(刑法第175条違反)として性器を直接表現する映像の存在自体を禁止している。理由は、公衆の「健全」な性的風俗ないしは性秩序を守るためである。よって規制されるのは「徒に性欲を興奮または刺激せしめ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する」ものである。

そのため、倫理審査団体の自主規制によって性器に“モザイク”などさまざまな手法で“ぼかし”がかけられる。これは、性器を露出しないことはもちろんではあるが、(建前上では)実際には性行為を行っていないことを文字通り“ぼかす"という意味もある。精液や、肛門(審査団体によっては自主規制)を映し出すことは、わいせつには当たらないと解釈されている。

最近では日本のアダルトサイト業者、アダルトビデオメーカーが、性器の露出について日本とは法規制が異なる他国のサーバプロバイダー経由で有料サイトを開設しており、日本国内からこれらのサイトにアクセスし“無修正映像”を簡単に視聴したりダウンロードすることができるようになった。これを通称海外配信という。

また、「修正映像」も時代と共に変化し、かつては女性の陰毛や肛門が露出しているものは非合法とされていたが、少なくとも2010年現在では「合法」との見方に変わったり、かつては児童の性器(『わいせつ』の概念となる陰毛が未だ生えていない)の露出は「合法」とされていたのが、最高裁の判例により「非合法」とされたりと、『わいせつ』の概念や定義は時代によって変遷している。

倫理審査団体と「インディーズ」

倫理審査団体には日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)、コンテンツ・ソフト協同組合メディア倫理委員会(メディ倫)等があり、それぞれ所属する会員である製作会社のビデオが倫理を逸脱していないか監視している。ただし、法的な根拠はなく、審査をパスしていれば、警察に摘発されないという保証はない。

倫理審査と同時に海賊版製作者に対する警告・告発も行っている。ビデ倫加盟メーカーはビデオ倫理監視委員会を通じて監視を行っている。

ビデオ倫理監視委員会が把握している審査団体

倫理審査団体に所属していないアダルトビデオメーカーの作品は、“自主規制作品”(インディーズ)と呼ばれるが、ビデ倫・ソフ倫(両団体は相互に審査結果を尊重する旨の覚書を交わしている)以外の審査団体で審査を行った作品はモザイク処理などの点で自主規制作品と大差はなく、一般的にはインディーズとしての扱いを受ける。

倫理については明確な基準がなく、モザイク処理部分の大小・強弱などでメーカーごとにばらつきがあったり、同一メーカーが製作した作品でも、発売年度などによって「ぼかし」に強弱があったりする。また、生き残りのため、性器のぼかしが少なく性行為も過激なものも増えてきている。

ビデ倫でも、ヘア(陰毛)・アナル(肛門)の露出を解禁(2004年末よりヘア露出の一部解禁、2006年8月審査タイトルより全面解禁)するなど、基準の見直しが行われている。

この見直しに対応して、従来、ビデ倫・ソフ倫、およびそれに準ずる審査団体(制販倫・VSIC)による審査済み作品のみ掲載していた業界誌「アダルトインサイダー」・「月刊DVDナビゲーター アダルト」(ギャガ・クロスメディア・マーケティング)でも、2006年9月号以降、それ以外の審査団体で審査を受けた作品も掲載するようになった。露出度と売り上げは比例しない。

アダルトビデオのジャンル

制作者側での区分と消費者側の区分とが存在する。

制作者側からの区分ジャンルはさまざまだが、容姿やスタイルが美しい女優を全面に打ち出した「単体女優物」と女優の容姿やスタイルにこだわらず企画内容を売りにした「企画物」に大きく分けられる。この分類は極めて明確で女優のギャランティーやパブリシティー、メーカーの制作体制などに差異が認められる。つまり女優のネームバリュー押しではなく企画や監督名が前面に出たパッケージ(甲斐正明など)こそ企画物というカテゴリーの目安と言えよう。

2000年代に入り、中高年層をターゲットする所謂、「熟女」を題材とした作品が増加している。背景の一つにインターネットの急速な普及による若年層の「AV離れ」が有る。

ゲイビデオ」では企画物が多いが、ここでは一つのジャンルとして詳述する。類型と言われるものは、裏ビデオを参照のこと。

単体女優物

単体女優物は、一般に容姿が美しい女優を全面に打ち出している作品である。女優名を大きく出し、作品内容よりも女優そのものを大きくアピールする。AV女優一人が出演しているため単体女優物と呼ばれる。単体女優は、AV業界の中で企画物の女優(企画女優)と比較して、容姿やスタイルが美しいとされる。基本的には一人のAV女優が登場する1時間〜2時間物が多いが、一人の女優の出演本数が増えると2名以上の女優で共演したり、オムニバス形式で出演することがある。単体女優物は、セル・レンタル業界を問わず、各メーカーとも資金を投入し力を入れている。単体女優としてAV業界で有名になった後にタレント活動する人(飯島愛高樹マリア及川奈央蒼井そら吉沢明歩みひろ)や、AV女優になる前にタレントグラビアアイドル、スポーツ選手、オナペットアイドル、レースクイーンアナウンサーであった者(桜樹ルイすぎはら美里夏目ナナ萩原舞小森美樹小森未来)・渡瀬晶麻生香青木りん範田紗々きこうでんみさまりかCHACOなど)、元アイドルやまぐちりこ(元AKB48の中西里菜))、ミスコン出身者(瀬名涼子)もいる。

企画物

企画物は女優の容姿にこだわらず、特定の企画内容を売りにした作品。そのため女優の名前が出ないこともある。テレビや映画のパロディ、大人数もの、人妻もの、素人もの、職業もの(制服女性)、学生もの、レイプもの、ナンパものなど、あるジャンルに特化し、それらを好む視聴者をターゲットにしている。このジャンルの境界にははっきりとした線はなく、例えば「人妻ナンパ」「素人接吻」「女子校生レイプ中出し」といったように複数のジャンルをまたいだ商品も多い。また、単体女優が企画色の強い作品に出演することもある。

1990年代の末から、元々は企画物の女優なのに単体女優並みの人気が出てしまうという例が見られるようになった。こういった女優をキカタン(企画単体の略)などと呼ぶことがある。企画物に出る女優の中には、親バレなどを避けるためパブリシティーを制限している例が多く、容貌がきれいであっても単体女優にはなれない(あえてならない)。そのためにギャラが安く抑えられている。結果としてレンタル向けビデ倫系ビデオではなく、インディーズ系への出演が多い。こういったギャランティが安いのに人気が高く、企画に凝らずともビデオが売れるキカタン女優が増え、2000年代初頭はキカタン女優がブームとなった。キカタン女優の代表例は長瀬愛堤さやか笠木忍桃井望などで、前記4人はインディーズ四天王などと呼ばれたことがあった。この点、本来の意味での「企画物」と、少々意味合いが異なってきた部分もある。

※企画のジャンルについては、あらゆるシチュエーションがあり、その組み合わせの多さから、数限りなく存在し得るため、ここでの列記は避ける。裏ビデオの項も参照。

初体験もの

初めての性体験を作品にしたもので、処女喪失ものと童貞喪失ものに分かれ、作品の内容はさまざまであるが大体の傾向は次のようである。

処女喪失ものでは、女性が処女喪失を躊躇う様子に時間を割き残り数分で破瓜させるものや、早々に破瓜させてよりハードな性行為を行わせるものなどがある。童貞喪失ものでは、どう行動すればよいか迷う男性に過激な性的刺激を与えて性交前に射精させ嘲笑を誘うものや、熟練のAV女優が手取り足取り性行為を教え込むもの(「最高の筆おろし」シリーズ・マドンナ)(『ザ・筆おろし』シリーズ・クリスタル映像)などがある。性交体験はあるものの膣内射精の経験はない女性が登場し、初めて膣内に射精される「初めての真正中出し」(モブスターズ)という作品もある。

野外露出もの

おもに、山林、海浜など人目につかない大自然の中での性行為(野外プレイ)を取り扱ったものと、人目がある場所での性行為(露出プレイ)を取り扱ったものの2種類に大別される。野外プレイでは開放感溢れる屋外での性行為を売りにしたり、露出プレイでは露出狂とされる女優が公共の場で裸になったり、性器を露出したりする。とりわけ、公共の場で裸になったり性行為に及ぶのはもちろん犯罪行為であるので、まれに逮捕される監督や会社が現れる。

ニューハーフもの

女優がニューハーフである作品。性交の相手は主に男性であるが、女性を相手とした作品もある(ニューハーフ童貞狩りなど)。また、他ジャンルと組み合わさった作品も数多く発表されている(スカトロ近親相姦など)。

ゲイビデオ

ゲイビデオは、主にゲイ同性愛者バイセクシュアル両性愛者向けに出されている作品で、複数の男性間の性行為、男性一人の自慰行為を撮ったものが中心だが、最近では男女間の性行為を主に男性にカメラを向けて撮ったものも増えている。数のうえでは少ないものの、複数の女性間の性行為(レズビアン)を扱ったものもある。

値段は、有名レーベルや人気のシリーズなどでは一般のアダルトビデオに比べてやや高めであるが、その他のものは一般のものとさほど変わらない。主にジャニーズ系といった美少年系や体育会系ノンケものに人気がある。近年[いつ?]では、DVDで発売されることが増えており、もともとVHSで出ていたものをDVDにしたものや、DVDのみの作品もある。男性を撮ったゲイビデオは、一部のヘテロセクシュアルの女性にとって一般のアダルトビデオよりも性的興奮を得やすいことから[要出典]、女性が観ることもある。

近年[いつ?]では、大学の有名スポーツ選手達がアルバイトとしてゲイビデオに出演していたことが次々と発覚し、社会問題になった。

これはスポーツ選手の体が筋肉質でゲイビデオとしては最適であることと(需要)、練習時間の関係で普通のアルバイトをすることが難しい選手達の小遣い稼ぎの手段(供給)が一致したためとと言われている。

かつては、いわゆる発展場に出入りしているタイプのゲイが出演することもあったが、1980〜1990年代に男性同性愛者の間でHIVに対する危惧が広まり、HIVウイルスが同性愛行為から生じるのではないかという誤解もあったことなどから、いわゆる素人俳優の起用が増えたと考えられる。また、HIV感染の危険性に配慮して、コンドームを使って撮影しているものもある。

ゲイビデオは、異性愛者向けのAVに比べて市場規模が小さいため、大きな企画モノは不可能と言ってよい。

射精シーンは何度も繰り返されたりしているため、ビデオを見ている側の射精するタイミングを配慮して編集してある。

レズ物

真性のレズビアン女優、素人、AV女優、無名女優同士が貝合わせ、お互いの乳首を触らせる、ペニスバンドディルドー、電マ、バイブでの性行為、唾液交換などのシーンを見せる。AV女優と言えども、女性なので同性愛に抵抗がある者がおり、出演交渉が難航しやすい、人気が無くなってもレズビデオに出るのは強硬に拒否する者も多い。海外のアダルトビデオでは、基本的にレズシーンがある。

虜辱物

AV男優が女性を襲い、レイプシーンを撮る。発売する専門メーカーも限定されており、流通量もそれほど多くない。一方、海外のもの(洋ピン)は女性団体から抗議を受け、撮影禁止にしており、最終的には和姦というケースになる。

フェチもの

フェチビデオは、アダルトビデオ業界かそれに近い業者による、フェティシズムを追求した映像作品のことで、アダルトビデオから派生したジャンルと見られるが、性癖の展覧会ともいえる。相手がいないなど、さまざまな理由で手軽にできない性行為の代理体験が基本である。画面中に男女の性行為場面は最小限で、もっぱら女性の身体を映す。制作者が、安い費用でタレントを確保するために、性行為が全く行われていない作品でも成立するのがこのジャンルである。デジタルビデオの普及で、誰でも供給側になれるようになり、一時は活況であったが、DVDの時代となり、ハイビジョン時代が見えてきて淘汰の時代となっている。


具体的なとしては以下のようなものがある。

制作の際には興味本位に走らず、事前に入念な準備をしなければ、タレントの生命が危うくなったり、取り返しのつかないダメージを与える可能性がある。

SM

厳密にSM行為に区分けされるものから、女優単体ものなどアダルトビデオのメインストリームの作品に緊縛などSM要素を含むものまで存在する。

アダルトアニメ

実写による撮影ではなく、アニメーションを用いたアダルトビデオについてはアダルトアニメの項目を参照のこと。

コスプレAV(キャラクター物)

女優が特定の漫画やアニメ、ゲームのキャラクターのコスプレをし、元ネタになった作品に基づいた寸劇を演じながら性行為にもっていくというもので、フェチ目的のコスプレ物とは別物である。基本的には企画物であるが、女優物としてリリースされることがある。

コスプレAVの問題点

日本の漫画やアニメの絵柄はディフォルメが激しいため、該当キャラクターをそのまま再現しようとすると、おかしなことになってしまう(アホ毛など)。また、アニメであれば声優の演技がしっかりしていれば問題はないが、これが実写化されると演技力を持ったAV女優というのは少なく、もちろん声優の演じるキャラクターとは声も全く異なるため、元になったアニメ作品でのキャラクターの声とコスプレをしている女優との声のギャップに不満を抱くファンもいる。
漫画やゲームなどで背景は絵で済ませてしまえるが、実写となるとそれなりの舞台を用意しなくてはならず、時にはエキストラも必要になることもある。が、予算が限られているので適当になってしまうことも少なくない。ファミリーレストラン内という設定のシーンにビルの会議室が使われていたり、俳優が歩いている背景の中で、小さくではあるが他人が歩いている事例もある。

以上の点から、こうしたジャンルはAV本来の「抜く」ためのツールというよりむしろ原作とのギャップを楽しむバラエティと化しており、最近の傾向としてはオープニングを忠実に再現してみせたり、アクションや寸劇の部分に力を入れる(AV女優の演技力が向上している)作品が増えている。反面、肝心の性行為がおざなりにされていたり、本編にはなくオマケに収録されていたりと従来のAVとは異なった方向で発展しつつある。絡みが少ない部分はヒロインに苦痛が与えられたりする描写で補われることが多く、この点ではアブノーマル系、SMの一分野と見なすことも可能である。裸場面などのないバージョンを一般用として別売するケースもあり、普段とまったく異なる撮影体験が病みつきになって常連化する女優も少なくない[要出典]

女性向けAV

女性を対象とした内容のもの。清潔感のあるイメージの映像であったり、女性受けのする男優が出演している。HOW TOを交えたものや、恋愛ドラマの形態をとっているものが多い。

刑法第175条とマスク(モザイク)

日本では、刑法第175条(わいせつ物頒布等)によって、わいせつ物を頒布できないことになっており、名目上はわいせつ作品は流通してないことになっている。モザイクをかけた作品も法的にはわいせつ物ではないとされる。モザイクは日本ビデオ倫理協会などによる自主規制である。過去の判例によれば刑法上の規制対象となるのは、徒に性欲を興奮または刺激せしめ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的同義観念に反するものである。

脚注

  1. ^ ソフトのパッケージや、DVDディスクのレーベル部に表示されている画面サイズ表示が『【16:9】』あるいは、『【16:9】【LB】』の表示がされている作品の大半がこれに当たる。
  2. ^ 「溜池ゴローの女の尻に敷かれた生き方の極意第27回「中出しAVに妊娠•性感染のリスクが全くないのは、なぜ?」」、『週刊実話』第54巻第18号、日本ジャーナル出版、2011年5月、pp.189。

関連項目





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