600形(601~614、621~630) 700形(701~702、721~722) 800形(801、802、803、804)
長尾線・志度線初の冷房車として、名古屋市営地下鉄東山線の250形・300形を車種に、250形は600形としとして同年11月から営業運転を開始しました。 250形は当初中間車700形として昭和40年から64両が製造され、旧型車と組んで活躍しました。旧形車の廃車に伴い、18両が昭和58年から昭和62年にかけて先頭車化改造を行い250形となりました。前面は非常用貫通扉がオフセットされ、その上部に行き先方向幕が取り付けられました。一方、300形は当初から先頭車として昭和42年から8年間で38両が製造され、中間車800形と編成を組んでいました。新冷房車投入に伴い多くが廃車となり、一部車両はアルゼンチンに譲渡されました。東山線は第3軌条方式の為、パンダグラフ集電に変更するなど数々の大改造が京王重機で行われました。冷房装置については各車両とも3台取り付けられ、前後の2台は小田急電鉄3100形から、中央の一台は京王5000系・3000系からの廃車発生品を流用しています。また、パンダグラフは奇数番号車の連結部寄りに設置されました。台車は種車のものをそのまま使用しているが集電装置の撤去や車体の嵩上げが施されています。700形は地下鉄時代の集電舟取り付け部分が撤去され、床下機器は奇数番号車に自然通風式の抵抗器が新設されたほか、偶数車に取り付けられていた補助電源装置は冷房化されたため、SIV(停止形インバータ)に取り替えられました。600形は運行番号表示機が埋められ、700形は車掌側に行先表示器が取り付けられました。 |
700系
700形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 14:08 UTC 版)
600形の改良型として200形204、206、209号車の車体更新改造車として1954年に日本鉄道自動車で製造されたもので、600形と基本設計は同一ながら車体は前後扉から前中扉となり、屋根上に強制換気装置とパンタグラフが設置されている。
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700形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 19:27 UTC 版)
三重交通神都線廃線の際に譲り受け、導入に際して前灯2灯化、2枚引き戸ドアエンジン化と車内照明の蛍光灯化を施した。701-704の窓配置は1D10D11、705-710の窓配置は1D8D11、ブレーキ装置に関しては三重交通の機器を流用したためSMEとなっていた。三重交通神都線と和歌山軌道線とが同じ経営傘下にあった時代の車両なので200形・300系と類似していた。 車両番号構造車両定員(座席)全長(mm)全幅(mm)全高(mm)自重(t)車輪径(mm)主電動機ギア比駆動制御定格速度定格引張力台車製造所製造年備考701-713 半鋼 70(26) 10,194 2,210 3,840 15.5 660 37.3kW×2 64:15 吊掛式 直接 22.3 1,090 日車C型 田中車輛711-713日本車輌 1933年 -
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700形
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「東京モノレール700形電車」の記事における「700形」の解説
日立運輸東京モノレール(現・日立物流)から分離され、再び開業当初の「東京モノレール」の社名とされてから初めて登場した車両であり、同社初の冷房車。制御方式は抵抗制御であり、また、主電動機・ブレーキ装置を500形・600形と共通化したため、両系列との併結が可能だった。
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