41平均律とは? わかりやすく解説

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41平均律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 23:26 UTC 版)

41平均律(しじゅういちへいきんりつ、: 41 equal temperament)は、41-tET, 41-EDO, 41-ET, とも略称され、オクターヴを41段の等間隔なステップ(等しい周波数比)に分割することにより得られる音律である。各ステップは、 ( ) の周波数比率、あるいは 1200/41 ≈ 29.26829268 セントで、七限界のコンマに近い音程である。41平均律はSchismatic temperament[1][注 1]かつMiracle temperament[2][注 2]と見做すことができる。完全五度12平均律よりも純正音程に近い平均律として29平均律に次いで2番目に小さい平均律である。


注釈

  1. ^ 32805:32768を同音にする調律
  2. ^ 225:224、1029:1024および385:384を同時に調整できる調律

出典

  1. ^ "Schismic Temperaments ", Intonation Information.
  2. ^ "Lattices with Decimal Notation", Intonation Information.
  3. ^ Dirk de Klerk "Equal Temperament", Acta Musicologica, Vol. 51, Fasc. 1 (Jan. - Jun., 1979), pp. 140-150


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