2重ベンチュリー
固定ベンチュリー式のキャブレーターにおいて、ベンチュリーのなかに、さらに小さなベンチュリーを設け、そのなかに突き出した燃料ノズルから、エマルションとなった燃料を供給する方式。固定ベンチュリーの場合は、通過空気量が小さいと燃料の吸出し効果が著しく小さくなるため、ベンチュリーを2重にすることが多い。さらに、低速専用のベンチュリーと高速用のベンチュリーを備えた2連式のベンチュリーを有するキャブレーターが、1970年代まで多くの乗用車に用いられた。
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